イーロン・マスクが率いる宇宙企業スペースXが2026年中の上場を目標としていると公式に明らかにした。企業価値は1200兆ウォンに迫ることが示された。
13日(現地時間)ロイターによると、ブレット・ジョンソン・スペースX最高財務責任者は株主に送った書簡で「新規・既存投資家と会社側が、社内の株主から1株当たり421ドルで最大25億6000万ドル規模の株式を買い付ける案を承認した」と明らかにした.
ロイターはこれをもとにスペースXの企業価値を試算すると8000億ドル(1182兆ウォン)に迫ると付け加えた。
ジョンソンCFOはまた「2026年に実現する可能性があるIPOを準備している」と述べ、上場を推進している事実を確認した。続けて「(上場が)実際に実現するか、時期がいつになるか、企業価値がどの程度になるかは依然として非常に不確実だが、うまく実行し市場環境も合致すれば、上場を通じて相当な資金を調達できると判断する」と明らかにした。
ジョンソンCFOは、スペースXが上場で調達する資金でスターシップ宇宙船の打ち上げを拡大し、宇宙内に人工知能(AI)データセンターを構築する一方で、月基地「アルファ」を建設し、有人・無人の火星探査に投資すると説明した。
最近、ブルームバーグやロイターなどの海外メディアは、スペースXが2026年中に最大1兆5000億ドル(約2216兆ウォン)の企業価値で上場し、300億ドル(約4兆4300億円)以上の資金を調達するだろうと報じたことがある。
この企業価値が認められ上場に成功すれば、史上最大規模のIPOとして新記録を樹立する。従来の最大記録は2019年のサウジアラビア国営石油企業アラムコが持つ。当時は約290億ドルを調達した。