この記事は2026年6月11日14時19分ChosunBiz MoneyMoveサイトに表示された。
WINIXが完全子会社である低コスト航空会社(LCC)パラタ航空の第3者割当増資のため投資家を探している。WINIXは今回の増資を通じてパラタ航空の新たな筆頭株主を迎える方針を推進している。
11日、投資銀行(IB)業界によると、WINIXは最近パラタ航空の第3者割当増資のため潜在的投資家候補と接触している。別途の顧問会社は置いていないと把握される。
パラタ航空はフライ江原(フライカンウォン)を前身とするLCC社だ。生活家電で知られるWINIXが2024年に買収した後、正常化を進めてきた。これまでに約1,150億ウォンを投入している状態だ。
今回の増資はWINIXがこれ以上パラタ航空に追加資金を投入するのは難しいと判断したため推進されているという。航空機は導入と整備、要員運用、燃料費など固定費負担が大きい事業であるため、初期正常化過程で大規模な資金注入が不可避だ。
パラタ航空は運航再開後も赤字が続き運転資金負担が大きくなっている。昨年の営業損失は671億ウォンで、前年度の営業損失(148億ウォン)の4.5倍に達した。
WINIXはかつて転換社債(CB)発行による資金調達も検討したが円滑に進まなかったと伝えられる。そこで最終的に大株主交代を前提とした第3者割当増資という強手を打つことになった。
今回の取引が成立すれば増資代金はパラタ航空に流入する見通しだ。資金の大部分はWINIXがパラタ航空に貸し付けた貸付金の返済財源として活用される可能性が高い。WINIXがパラタ航空に提供した貸付金は400億ウォン台中盤程度と伝えられる。
IB業界関係者は「WINIXが既に投入した出資金全額を回収するのは現実的に容易ではない状況だ」と述べ、「現状では貸付金だけでも回収することが今回の増資推進の一次目標に見える」と語った。