本記事は2026年5月19日14時14分にChosunBiz MoneyMove(MM)サイトに掲載された。
韓国のプライベート・エクイティであるケイエルアンドパートナーズがマムズタッチの売却手続きを本格化するなか、日本を含む海外の戦略的投資家(SI)および財務的投資家(FI)を対象とした競争入札に注力する方針だと伝わった。実際、最近は英系プライベート・エクイティ1社が真剣な関心を示したことも把握された。売却側が期待する企業価値は1兆ウォン台の水準である.
19日、投資銀行(IB)業界によると、マムズタッチの筆頭株主ケイエルアンドパートナーズは最近、売却主幹事を選定するための手続きを進めている。提案依頼書(RFP)を配布しており、間もなく主幹事を選定し、潜在的買い手にティーザー・レターを発送する計画である.
ケイエルアンドパートナーズ側は海外のSIおよびFIを主なターゲットとして売却を推進する見通しだ。売却主幹事もグローバルIBの中から決まる可能性が高いとみられる。最近、英系PE1社が関心を示し条件を協議した経緯があるだけに、売却側は海外買い手の関心が一定程度確認できたとみて、単一候補との交渉よりもグローバルな候補群を広げ競争構図をつくることに重心を置く見通しである.
業界関係者はとりわけ日本のSIが潜在的な買収候補になり得るとみている。日本はマムズタッチが近年最も積極的に事業を展開している国である。2024年、日本のシブヤに海外直営1号店を出店したが、同店舗は最近損益分岐点(BEP)を超えたと伝えられている。現在、シブヤ店を含め日本国内で5店舗が運営されている.
業界によると、ケイエルアンドパートナーズ側は兆単位の企業価値を期待しているという。ただ、韓国の外食産業が原価上昇や人件費負担、消費景気の鈍化の影響を受けており、売却側が求める1兆ウォン台の売却価格を買い手が受け入れるかは不透明だとの見方もある。IB業界関係者は「主幹事選定後、海外の候補群をどれだけ広く呼び込めるかがカギだ」と述べた.
マムズタッチは韓国を代表するバーガー・フランチャイズの一つである。店舗網とブランド認知度を備えた外食プラットフォームとして評価される。ケイエルアンドパートナーズは2019年に持株比率56.8%を1938億ウォンで取得した。その後、2022年に公開買付を通じて持株比率を97.94%まで引き上げたうえで自主的に上場廃止し、現在は特別目的会社(SPC)である「韓国エフアンドビーホールディングス」を通じて持株100%を保有中である.