24日午前に高麗亜鉛の定時株主総会が開かれる中、持株比率7.7%のハンファグループが議決権を委任し、株主総会を欠席したことが確認された。持株比率約5%の現代自動車グループは前回と同様に今回の株主総会でも議決権を行使せず棄権することにした。
この日、投資銀行(IB)業界および財界によると、ハンファは高麗亜鉛の定時株主総会に出席しない代わりに委任状を作成して議決権を委任した。どちらを支持するかは明らかにしていないが、これまで崔会長の白馬の騎士と分類されてきただけに、今回も会社側に加勢したと業界はみている。
(株)ハンファは高麗亜鉛の持株比率7.7%を保有する主要株主だ。(株)ハンファは2022年11月に高麗亜鉛と自社株の相互交換を行い、この持分を確保した。当時、両社は事業提携および戦略的パートナーシップ強化を名分に株式を交換し、これを機にハンファが高麗亜鉛の持株比率7.7%を保有する主要株主に浮上した。
IB業界では、ハンファが高麗亜鉛持分の売却を試みているとの説が浮上した。ただしハンファグループ側は「売却を検討した事実はない」として否定している。
高麗亜鉛の持株比率約5%を保有する現代自動車グループは、今回の株主総会でも事実上の棄権を選んだ。現代自動車グループの高麗亜鉛持株約5%は2023年9月に戦略的提携の一環として取得したものだ。現代自動車・KIA・現代モービスが共同出資した海外法人HMGグローバルが高麗亜鉛の第三者割当増資に参加し、持分5%を取得した。当時、双方はニッケルをはじめとする電気自動車用電池の主要素材サプライチェーン協力を推進すると明らかにしていた。
ただし現代自動車グループは、高麗亜鉛の経営権紛争が始まって以降に初めて開かれた臨時株主総会はもちろん、昨年3月の定時株主総会にも不参加で、事実上の中立基調を維持した。
高麗亜鉛はこの日午前9時、ソウル中区のコリアナホテルで定時株主総会を開催した。業界では永豊–MBKパートナーズ連合が少なくとも3議席を安定的に確保できるとの見方だ。崔会長側は1〜2議席、米国側は1議席を確保する可能性が大きい。
現在、永豊–MBK連合は議決権比率合計42.1%を、崔会長一族と友好的な株主であるハンファ・LG化学は27.9%を持つ。米国JVの持分比率が10.8%で、残り約19%は国民年金と外資系機関などスイングボーターの取り分だ。
そのうち国民年金が5.3%を、外資系大手機関が4%前後の持分を保有しているとされる。残りは国内外の個人株主およびその他法人が持っている。