2027学年度の大学入学・随時募集で出願締め切り直前に申請システムで電算障害が発生し、受付時間が60分延長される騒ぎとなった。これにより入試を受ける受験生の間で、出願機会の公平性が揺らいだとの批判が出ている。
12日韓国大学教育協議会(大教協)によれば、前日の11日午後5時50分ごろ、随時募集の出願を代行する大手業者の一つである「Uway Apply(ユウェイアプライ)」のサーバーが停止した。その後、当該システムは午後6時20分を過ぎてようやく正常化した。
締め切りまで残りわずか10数分となる中で接続者が一斉に殺到し、電算網に過負荷がかかったとみられる。随時の出願過程で土壇場にサーバーが完全にダウンした事例は今回が初めてとされる。
これを受けて大教協は出願の締め切りを午後7時まで1時間延ばすことを決めた。ただしこの措置にもかかわらず申請を完了できなかった受験生については、サーバー内の作成記録などを精査し、個別の救済手続きを進める方針だ。
現在、大教協と代行業者は被害志願者への対策を協議中だが、対象大学が100校余りを超えるため、救済の大枠を最終確定するまでには数日を要するとみられる。救済対象が集中する学科や大学では競争率が上昇し、受験生の土壇場の戦略立案に主要な変数として作用し得る。
入試業界では、今回の延長措置が受験生の行方に決定的な影響を及ぼしたと見ている。随時募集の終盤には激しい様子見の駆け引きが起こるが、受付時間が60分も延びたことは情勢を変え得る変数だとの分析である。
実際にシステム障害で期限内に出願できず受験を断念した受験生が発生した可能性がある一方で、時間を稼いでむしろ利益を得たケースも存在する。当初の締め切り時刻である午後6時に合わせて一部大学が学科別の志願状況を公開したため、これを確認し、延長された時間に戦略的に出願した受験生が存在し得るためだ。
教育部は今回の障害原因を究明し、再発防止策を講じる計画だ。