有名歌手である娘のチャン・ユンジョンに言及し、知人から投資金名目で3100万ウォンを受け取り騙し取った疑いで起訴されたチャン・ユンジョンの母親が、1審で懲役10カ月の判決を受けた。
10日、ソウル東部地裁刑事2単独のソ・ボムジュン部長判事は、詐欺容疑で拘束起訴されたチャン・ユンジョンの母親であるユク姓の人物(70)に懲役10カ月を言い渡した。
ソ部長判事は「犯罪事実を認め自白しており、被害者の陳述、被告人の口座取引明細などをみると、公訴事実はすべて有罪と認められる」と述べ、「手口と結果を考慮すると罪質は不良で、被害者の回復も実現していない」と語った。
ユク姓の人物は2024年9月から昨年8月まで、有名歌手である娘チャン・ユンジョンに言及し、投資名目で知人に3回にわたり総額3100万ウォンを受け取り騙し取った疑いで裁判に付された。
ユク姓の人物は、数十年にわたり絶縁していた娘と和解したかのようにメッセージを作り、被害者に見せたことが調査で分かった。また、芸能人も当該投資に参加しており相当な収益を上げているという趣旨の虚偽説明で被害者を欺いたと伝えられた。
裁判部は、ユク姓の人物が2018年にも知人から借りた4億余りのウォンを返済せず懲役刑の前科があり、最近も詐欺罪で略式命令を受けた点などを不利益な情状として考慮した。
ただし、ユク姓の人物が犯行を認めている点や健康状態が良好でない点などは有利な情状として斟酌した。
先に検察は先月27日に開かれた初公判で「類似の手口で詐欺罪の実刑を受けた前歴があるにもかかわらず本件に至った」として、ユク姓の人物に懲役1年6カ月を言い渡すよう裁判部に求めた。
当時ユク姓の人物側は公訴事実をすべて認め深く反省しているとし、「生活費とカード代金が必要で、騙し取った資金も生活費に消費した」として寛大な処分を訴えた。
警察は捜査過程でユク姓の人物の身柄確保にも困難を経験したと伝えられた。
ソウル・ソンパ警察署は被害者の告訴状を受理した後、ユク姓の人物の行方を追跡したが、携帯電話とクレジットカードの使用履歴などが確認できず、しばらく所在を把握できなかった。
追跡を続けていた警察は7月中旬にユク姓の人物の所在を確認して検挙し、拘束した。