イラスト=朝鮮DB

経済協力開発機構(OECD)加盟国と韓国の青少年の数学・科学・読解力が3年前より低下したことが分かった。特にデジタルコンテンツの消費時間拡大と読書量の減少などの影響で、読解力が急激に落ちたと調査された。

◇ 読解評価が15点急落…数学・科学も下落

OECDは8日、国際学業達成度評価(PISA)2025の結果を発表した。PISAは3年周期で満15歳の学生を対象に数学と科学、読解、イノベーション領域の評価を行い、学業達成度を把握する評価である。今回の評価にはOECD加盟国38カ国を含む計91カ国の学生76万人が参加した。韓国では196校の学生約7000人が参加した。

評価では3年前の評価結果と比べ、OECD加盟国と韓国の学生の科学、数学、読解の得点がいずれも下落した。

3年前に平均485点を記録した科学は482点へと3点、数学は472点から463点へと9点下落した。読解は476点から461点へと実に15点も落ちた。韓国の平均得点も科学は528点から526点へ2点、数学は527点から522点へ5点下落した。読解は515点から501点へ14点落ちた。

教育部は「学生が読解と数学の素養を十分に身につけられるよう支援する方策を模索する必要がある」として、▲読書教育の活性化 ▲討論中心の授業文化の支援などを推進すると明らかにした。

OECDが実施した国際学業到達度調査(PISA)2025で、加盟国の生徒の読解力が大きく低下したことが明らかになった。/教育部提供

◇ 東アジア強勢の中で韓国も上位グループに布陣

国別の順位をみると、韓国は上位水準の達成を維持した。全般的に中国と日本、台湾、シンガポールなど東アジア各国の学生の学業達成度が高いことが示された。

韓国はOECD38加盟国のうち、数学は1〜2位、科学は1〜3位、読解は1〜9位を記録した。イノベーション領域の評価項目である「デジタル世界の学習」分野では2〜5位となった。PISAは平均点をもとに単純な順位付けは行わず、評価別の標準分布表に基づく範囲(range)方式で順位を算出する。

全参加国に対象を広げると、数学と科学は5〜7位、読解は3〜13位、デジタル世界の学習は6〜10位を記録した。

全参加国のうち、科学と数学は中国(北京-上海-江蘇省-浙江省)が平均点で1位を記録した。読解力のみシンガポールに次ぐ2位だった。シンガポールは読解以外の科学と数学の学業達成度で2位と集計された。OECD加盟国の中では、韓国と日本、エストニアが最上位グループを占めた。

教育部関係者は「PISA評価結果を総合的に分析し、上位国の教育政策と国際的な教育動向を研究して教育政策の改善に積極的に活用する」と述べた。

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