いわゆる「新型コロナウイルス治療薬の臨床試験承認ロビー疑惑」で告発されたキム・スンウォン法務部長官候補者の事件について、警察が配当(担当部署への割り振り)し再捜査するか見極める。
コ・ボムソクソウル警察庁長は7日の就任後初の定例記者懇談会で、当該疑惑に関する2件の告発状を受理し、「きょう中にも(配当が)行われるのではないかと思う」と述べた。あわせて再捜査の可能性などを現在検討中だとした。
市民団体の庶民民生対策委員会は4日、キム候補者を不正請託禁止法違反および斡旋収賄などの容疑でソウル警察庁に告発した。イ・ジョンベ前国民の力ソウル市議も同日、キム候補者とキム・ガンリプ前食品医薬品安全処長を職権乱用、不正請託禁止法違反、職務怠慢などの容疑で告発した。
問題となった疑惑は、キム候補者が2021年にブローカーの姓ヤンの人物を通じて、新型コロナウイルス治療薬の開発企業ジェネンセルの代表である姓カンの人物から請託を受け、当時の食品医薬品安全処長に当該治療薬の迅速な臨床試験承認を要請したという内容が骨子である。
検察は2024年12月、当該事件に関連してキム候補者を起訴猶予処分とした。これを警察が再び捜査できるかが争点だ。
ヨン・ヘイン性平等家族部長官候補者についても、政治資金法違反および職権乱用などの容疑で告発状が5件受理された。コ庁長は当該事件も「すぐに配当が行われるのではないかと思う」と述べた。
ヨン候補者が、夫であり党職者であるパク・ギホンの給与を政治資金で支出したという疑惑、空港の貴賓室を家族と不当に利用したという疑惑などで告発された。
13件の不正疑惑を受ける無所属のキム・ビョンギ議員の事件に関し、コ庁長は「手続に沿った捜査はほぼ終わったようだ」とし「整理段階にあると見ればよい」と述べた。
先立ってソウル警察庁警察捜査審議委員会が1カ月以内の事件処理を指示しており、これを超えない見通しだ。