秋の夜、ソウルの空が再び華やかな光に染まる。ハンファグループの「ソウル世界花火祭り」が5日、ヨイドのハンガン公園一帯で開かれる。
今年で第22回を迎える祭りは午後8時ちょうどに始まる。「あなたの光を探して」をテーマに、韓国のハンファをはじめ米国と英国など3カ国の代表花火チームが順番に夜空に各国の色合いを広げる。
先陣は英国チームだ。Netflixアニメーション「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」挿入曲「ソーダポップ」などに合わせ、特別に制作した花火を披露して祭りの幕を開ける。続いて米国チームは「カルミナ・ブラーナ:オー・フォルトゥナ」などの重厚な旋律に合わせ、闇を切り裂く光の壮観を演出する。
ハンファの公演は午後8時40分から始まる。ゴッホの「星月夜」から着想を得た花火ショーから、歌手イ・ソラの「風が吹く」に合わせた感性的な演出まで、音楽と花火が調和したステージを披露する。
今年の花火祭りの観戦ポイントはウォニョ大橋だ。ウォニョ大橋を活用した「タワー花火」と、さらに多様になった「ブリッジ演出」が加わる。とりわけウォニョ大橋を中心に漢江上空の両側で花火が対称的に広がる「デカルコマニー」演出は、祭りのシグネチャーとされる。遠くからでも広い視野で花火を楽しめるようワイドな演出を強化した。
100万人前後の人出が押し寄せる大規模イベントであるだけに、安全管理にも力を注ぐ。
ハンファは役職員ボランティア団1200人を含め、過去最大規模となる5000余人を現場に投入する。リアルタイムで人波の密集度を測定する「オレンジセーフティ」システムと、KTの5Gネットワークスライシング技術を活用して現場状況を把握する。ソウル市・消防災難本部・ソウル警察庁など関係機関と合同行政室も運営する。
直接ヨイドを訪れられない市民のためのオンライン観覧も可能だ。ハンファは公式YouTubeチャンネル「ハンファTV」を通じ、ヨイドの花火ショーをリアルタイムで中継する予定だ。