釜山沖で曳船が転覆し船員6人が行方不明となるなか、海洋警察が海軍や消防当局などとともに艦艇19隻と航空機3機を投入し、夜通しの捜索に乗り出した。
釜山海洋警察署は2日午後7時から事故海域で夜間捜索を開始したと明らかにした。
夜間捜索には海洋警察11隻、海軍4隻、釜山市・消防4隻の計19隻が投入された。海軍クァンヤン艦の無人潜水機(ROV)も水中捜索に動員された。海洋警察航空機1機と空軍航空機2機も捜索に参加した。
海洋警察は曳船A号が沈没した海域を横25km、縦12km規模の15区域に分けて捜索する。空軍の支援を受け、夜間捜索用の照明弾約270発も投下する予定である。
事故海域の水温は行方不明者捜索の重要な変数である。国際航空・海上捜索救助マニュアルによれば、水温が摂氏20度以上の海域では海上事故の行方不明者の最大生存可能時間は40時間以上である。この日午後5時40分基準でオリュクド近海の水温は25.1度だった。
釜山海洋警察は事故原因を明らかにするための捜査本部も設置した。
釜山船籍の286トン級曳船A号はこの日午後1時29分ごろ、オリュクド東方約9kmの海上で転覆した。事故発生から約2時間後の午後3時27分ごろ、完全に沈没した。
事故当時、船舶には韓国人6人とインドネシア人2人の計8人が乗っていた。このうちインドネシア人1人は近くを通過していた商船に救助された。
韓国人1人は船内で意識のない状態で発見され病院に搬送されたが死亡した。残る船員6人は行方不明の状態である。
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