6・3地方選挙での投票用紙不足事態など、選挙管理委員会の各種疑惑を捜査する選挙管理委員会特別検査チームが2日、検察・警察の捜査記録と証拠資料の引き継ぎを受け、業務を開始した。
特検チームはこの日、メディア向け告知で、特検補5人がソウル瑞草区の特検チーム事務室に全員出勤し、捜査準備と業務把握に入ったと明らかにした。午前10時ごろには「国民参政権侵害真相究明検警合同捜査本部」から原本の捜査記録と証拠資料の正式な移管を受けた。
捜査分野別の業務分担は、イ・テハン特別検査が特検補の経歴と専門性を考慮して調整中である。広報業務はキム・ウンジョン、キム・ジヌ両特検補が担う。
李在明大統領は前日、パク・ヒョク(司法研修院22期)・キム・ウンジョン(38期)・キム・サンチョン(弁護士試験1回)・クォン・グンファン(2回)・キム・ジヌ(3回)各弁護士を特検補に任命した。
パク・ヒョク特検補は光州地検や水原地検などで検事として勤務した後、弁護士として活動した。キム・ウンジョン特検補は大邱地検、清州地検忠州支庁、ソウル西部地検、水原地検などで検事として勤務した。
キム・サンチョン特検補は国家保安技術研究所の研究員を経て、検事および高位公職者犯罪捜査処の検事として勤務した。クォン・グンファン特検補は警察として10年間勤務した後、検事に任用された。キム・ジヌ特検補は大韓弁護士協会の企画・倫理理事や大検察庁の検察捜査審議委員会の委員などを務めた。
特検補の人選が固まり、特検チームは捜査組織の編成にも速度を上げる見通しだ。特検チームは特検補5人を含め、派遣検事20人、特別捜査官70人、派遣公務員70人など最大165人規模で編成できる。派遣検事は7日までに合流する予定である。
特検チームは先月18日から検警合同捜査本部から引き継いだ事件記録の検討に入った。国会国政調査特別委員会の現場検証が事実上流れたオリンピック公園内の開票所については、中央選挙管理委員会に現場保存を要請しているところだ。
特検チームは準備期間が終わる7日から最長150日間、捜査を進める。捜査対象は6・3地方選挙の投票用紙不足事態と投票統計操作疑惑、選管委関係者の外遊性出張、不正採用および昇進疑惑など、合計12件である。