済州で失踪申告を虚偽に終結した疑いを受ける現職警察官が来週中に検察へ送致される。検察は専従捜査チームを編成し、別の虚偽終結事例があるかどうかなどを確認する方針である。
30日済州警察庁によれば、警察は職務遺棄と公電磁的記録の偽造・行使、偽計業務執行妨害の疑いで拘束された済州西部警察署所属の30代の巡査長ブ氏を来週中に済州地検へ送致する予定である.
済州地検は24日、ブ巡査長事件に対する専従捜査チームを編成した。刑事1部長が主任検事を務め、所属の部員はチーム員に配属された。
検察は事件が移送されれば警察の捜査記録を基に、ブ巡査長の犯行動機や追加の虚偽終結事例、これによる被害の有無などを精査する計画である。
今回の事件では、ブ巡査長が失踪申告を虚偽に終結した後、上級者がこれを決裁した事例が明らかになった。ブ巡査長が他の失踪事件も虚偽終結したことがあるかどうかなどについては、なお捜査が必要である。
検察は10月2日に補完捜査権の廃止を骨子とする改正刑事訴訟法の施行を控えている。この法律が施行されれば、検察官は直接捜査を行うか、送致事件に対する直接の補完捜査を行うことができなくなる。これにより、検察が事件の具体的な経緯などをどのように捜査するのかにも注目が集まっている。
ブ巡査長は5月に失踪申告された30代女性のチャンさんと連絡が取れたという趣旨で申告者に嘘をついた後、事件を自ら終結した疑いを受けている。また、失踪プロファイリングシステムの管理リストからもチャンさんの資料を虚偽に削除した疑いが適用された。
ブ巡査長は先月2日にも、60代男性の失踪事件をチャンさんと似た方式で虚偽終結した疑いも持たれている。
警察は22日、済州地域で60代男性の遺体を発見した。続いて24日午前、済州市ハルリムウプでチャンさんの遺体も収容した。