NAVER(NAVER(035420))が最近、地図サービスで星評価制度を全面再開し、情報アクセスが一段と容易になったという好評と、いわゆる「悪質レビュー」への懸念が高まったという反発が交錯している。
グーグルなど他の地図・プラットフォームサービスが星評価制度を運用するなかで、NAVERだけが例外である必要はないという声がある一方、韓国最大の地図サービスであるNAVERの影響力が大きいだけに、星1つが零細自営業者の売上に及ぼす影響も大きくなり得るとの指摘が出ている。
◇5年ぶりに復活した星評価… NAVER「レビューの信頼度を高める」
26日、業界によるとNAVERは最近、地図サービス「スマートプレイス」で星評価機能の運用を再開している。2021年10月のいわゆる「星評価テロ」をめぐる論争以後、星評価を消費者と事業主だけが見られるように制限してから約5年ぶりである.
当時、一部消費者の悪意あるレビューが社会的論争となった。従業員がハイブランドのバッグと靴を着用していたという理由で、あるキンパ店に星0.5点の口コミが繰り返し投稿された事例が代表的だ。NAVERはその後、レシートを撮影してこそレビューを書けるようにするなど措置を強化したが、レシートの改ざん可能性などをめぐる論争も続いた。
今回の星評価復活に合わせ、レビューの信頼度を高めるための方針も用意した。NAVERは利用者がレビューを作成した後、3カ月以内にのみ内容と星評価を修正できるようにし、合理的な説明なく過度に低い評価を付けるなどレビューの信頼性を損なう行為も制限することにした。
◇「レビューを全部読む時間はない」… 消費者は星評価復活を歓迎
消費者は星評価の復活を概ね歓迎する雰囲気だ。
ソウル銅雀区に住む会社員のカン・モ(26)さんは最近、他の地図サービスの代わりにNAVERマップの利用を再開した。カンさんは「現実的にレビューを一つ一つ読むのは難しく、星評価機能のあるアプリを主に使ってきた」と述べ、「星評価が再び表示され、飲食店やカフェを選びやすくなった」と語った。
星評価とレビューが実際の来店につながっているという自営業者もいる。インチョン・ソンドでスンデクッパ店を営む60代の業主は「NAVERのレビューを見て来たという客が多い」と述べ、「星評価とレビューが自前の宣伝効果を生んでいるようだ」と話した。
業界でも、星評価が消費者が店舗を選ぶ際に参照できる代表的な情報である点で、NAVERの方針変更を肯定的に見る見方がある。他の地図・プラットフォームサービスでも星評価が事実上の基本機能として定着しているだけに、消費者の選択肢を広げる効果があるということだ。
◇「星1つで売上が揺れる」… 自営業者は悪質レビューを懸念
一方で自営業者は、星評価の復活を手放しで歓迎できないという立場だ。ソウル麻浦区で韓食居酒屋を営むキム・モ(30)さんは「零細店舗は星評価レビュー1件で月の売上が決まることもある」と述べ、「低い評価が付くのではないかとレビュー一つ一つにプレッシャーを感じるほうだ」と語った。
高い星評価を得るための競争がサービス費用の増加につながり得るという指摘もある。ソウル松坡区で10年近く冷麺専門店を運営したハン・モさんは「5点レビューを得るため、飲料などを提供するイベント競争が激化している」と述べ、「星評価競争が結局は自営業者の負担につながり得る」と話した。
低い星評価を繰り返し残す顧客への懸念も出ている。22日、ある自営業者コミュニティには「低評価レビュアーが店を訪れた」という趣旨の書き込みが掲載されるなど、低い星評価やレビューに対する業主の不安感を示す投稿が相次いだ。
小商工人連合会はNAVERの星評価復活について「小規模事業者と自営業者を再び無限競争と『優越的地位の乱用』の檻に追い込んでいる」と批判した。そのうえで、個別の星評価非公開機能を導入し、悪質レビューに対する即時の制裁措置を用意するよう求めた.