全国の複数の裁判所に爆発物の設置を予告する脅迫メールが相次いで送られ、警察と軍が緊急捜索に乗り出した。現時点までに爆発物は見つかっていない。

警察などによると、26日午前10時26分ごろ、清州地方法院の職員が裁判所の共用メールアカウントに爆発物設置を予告するメールを受け取り、警察に通報した。

26日に全北・全州地方法院に爆発物が設置されたとの通報があり、警察が探知犬とともに庁舎内を捜索している。/聯合ニュース

メールには「清州地裁と周辺に手製爆弾を設置した。午後1時34分から午後7時30分の間に爆発する」との内容が含まれていた。発信者は身元を明かさないまま、自分を日本のアイドルグループのメンバーだと紹介したと伝えられている。

通報が受理されると清州地裁は裁判官と職員など約300人を緊急避難させた。警察特攻隊と軍の爆発物処理班(EOD)、消防当局など約70人が約1時間30分にわたり庁舎の内外を捜索したが、爆発物や不審物は見つからなかった。

同日午後12時には全州地裁と光州高裁にも同様の内容の脅迫メールが受理された。大田地裁と大田家裁、仁川地裁、水原高裁など他地域の裁判所にも爆発物の設置を予告するメールが相次いで送られたことが確認された。

警察は各裁判所に警察特攻隊などを投入して庁舎内部と周辺を捜索する一方、警備を強化した。警察は発信者が海外サーバーとVPN(仮想私設網)を利用してメールを送ったとみて、発信者を追跡している。

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