遺体で発見された済州の長期失踪者、チャン・ミラン(37)氏が長期宿泊先を出た翌日の未明に死亡したと警察が推定した。警察は現場鑑識と解剖結果などを踏まえ、他殺の可能性は小さいとみている。

26日、警察などによると、済州警察庁はこの日、出入り記者団とのブリーフィングで「チャン氏が5月12日午後10時15分ごろ長期宿泊先を出た後、携帯電話の電源が切れるまで携帯電話の位置情報の変化や追加の通話内容はなかった」と説明した。

警察はこれを踏まえ、「12日から13日にかけての未明ごろにチャン氏が死亡した可能性が高いとみている」と述べた。

26日、警察が失踪事件を虚偽終結と処理した結果、失踪から104日ぶりにチャン・ミランさんの遺体が発見された済州市翰林邑の現場にポリスラインが張られている。/News1

チャン氏の遺書は発見されなかった。チャン氏がうつ病の治療を受けたり、薬を服用した事実も確認されなかった。警察はただし「発見当時の遺体の姿勢と位置、解剖医の口頭所見などから判断して、犯罪被害の可能性は低いとみている」とした。

チャン氏のポケットには携帯電話などがそのまま入っており、失踪当時に着用していたヘアバンドや金のブレスレット、指輪、スリッパなども死亡現場に残っていたと警察は説明した。

警察は、チャン氏の首の部位で見つかったひもが、チャン氏が宿泊先から持ち出したものと推定している。警察は「ひもはヤシの木の太い幹ではなく、幹から伸びた枝に結ばれており、現在、結び目や結ばれていた高さなどを精密鑑識している」と述べた。

警察はあらゆる可能性を開いて捜査しているとした。携帯電話のフォレンジックなどを通じ、正確な死因と経緯を引き続き調べる方針である。

チャン・ミランさんらの失踪事件2件を虚偽終結した疑いが持たれている済州西部警察署所属のブ・モ警長が、25日、済州地方裁判所での逮捕前被疑者尋問(令状実質審査)を終えた後、移動している。/News1

チャン氏の失踪届を担当していた済州西部警察署のプ(34)警長は依然として「失踪者と連絡した」との主張を維持していると伝えられている。

プ警長は5月のチャン氏失踪届の際に「連絡が取れた」として虚偽で事件を終結し、失踪プロファイリングシステムの管理リスト上で関連資料を削除した疑いがある。先月2日に受理された60代男性A氏の失踪事件も、類似の手口で虚偽終結した疑いがある。

警察はチャン氏を捜索する過程でプ警長の犯行を把握し、11日に立件前調査を行い、14日に正式立件した。済州地裁は前日、プ警長に対する逮捕状を発付した。

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