YouTubeクリエイターのパク・ウィがKTX下車中に発生した転落事故の映像を公開後に削除して謝罪したが、論争が続いている。自らを鉄道機関士と明かしたネットユーザーは、現場職員の業務環境を説明しつつ、パク・ウィに重ねて謝罪を求めた。
24日、パク・ウィのYouTubeチャンネル「ウィラクル」の謝罪文には批判コメントが相次いだ。鉄道機関士と紹介したA氏は長文の書き込みを残し、駅務員と社会服務要員が車いす利用客の安全な乗降のために機関士と無線で連絡を取り、出入口の位置を合わせていると説明した。
A氏は、車いす搭乗中にリフトが浮くのを防ぐために職員が足で装置を支えることもあるとし、今回の事故もこの過程で偶発的に発生したとみられると主張した。続けて「責めたいのなら安定的でない装備のせいにするべきで、なぜ現場で尽力する人を沈めようとするのか」と指摘した。
さらに「社会服務要員は皆、どこかに痛みや不自由を抱えて要員になった人々であるにもかかわらず、表に出さず本当に誠実に働いてくれる」とし、「業務に忠実な人を非難して批判を受けているのだから、このような誠意のない謝罪文ではなく、しかるべき形式を整えて謝罪してほしい」と述べた。
自らをパク・ウィの長年のファンで、社会福祉学専攻者であり自閉症児の母親だと明かしたB氏も「社会服務要員の中には、特別学級を卒業し福祉の死角地帯に置かれた人もいる」とし、「誰かにとっては当該映像がさらなる傷と差別になり得る」と述べた。
先にパク・ウィは14日にKTXホームで発生した転落事故の防犯カメラ(CC)TV映像を21日にYouTubeで公開した。車いすに乗ってスロープを降りる途中、車輪が社会服務要員の足に引っかかって転倒する場面が収められていた。パク・ウィは車いす利用者の安全のために細やかな教育が必要だと主張したが、現場で謝罪した社会服務要員の姿まで公開したのは行き過ぎだとの批判が出た。
論争が大きくなると、パク・ウィは映像を削除し「助けようと最善を尽くし謝罪した勤務者の立場を慮れなかった」として謝罪した。