チェジュで失踪してから51日ぶりに遺体で発見された男性Aさんの遺族が23日、チェジュ西部警察署を訪れ抗議した。
遺族は警察が初動対応で不十分で、事件を虚偽に終結したと述べた。
Aさんの息子は「先月2日、失踪届の直後に『父親は無事だ』と担当警察から聞いたが、安心できずその後2度さらに支援を要請した」と語った.
続けて「担当警察官は『父親が自分の位置を知らせるなと言った』という趣旨で説明し、その説明を信じて父親を待った」と述べた。
さらに「その後も引き続き父親と連絡が取れず再び警察を訪ねたが、警察は『失踪者が電話に出ない』『家族が個人的に調べてほしい』と言っただけだ」とし、「家族は警察を信じたが十分な支援を受けられなかった」と述べた。
また「報道に出た虚偽の失踪事件終結のニュースが父親の事例と似ており、21日に再び失踪届を出すことになったところ、すぐ翌日に父親と推定される遺体が発見された」と涙を流した。
さらに「単なる謝罪ではなく、最初の通報当時にどのような判断や措置が適切だったのか、積極的な捜索が行われたのかを明らかにしてほしい。誤った対応があれば責任も問うてほしい」と述べた。
別の遺族は「人が白骨化するまで、形が判別できなくなるまで警察は何をしていたのか」と語った。
先にAさんの家族は先月2日、警察に失踪届を出した。警察は『Aさんは無事だ』として事件を終結処理し、失踪プロファイリングシステムでもAさんの失踪情報を解除した。
Aさんの家族は最近、チャン・ミランさんの事件を報道で知り、警察にAさんが依然として失踪状態だとして再び通報した。
警察はこの過程で、当時事件を終結処理した担当者がB巡査長である点を把握し、21日に虚偽終結の事実も確認した。B巡査長は失踪届が受理された先月2日、『Aさんは無事だ』として家族を欺き、『Aさんが望んでいないため所在を知らせにくい』と話したとされる。
その後、Aさんの捜索作業を行い、失踪から51日目の前日にAさんの遺体を発見した。警察は前日、B巡査長を緊急逮捕し、虚偽終結の経緯などを捜査している。
チャン・ミランさんは5月の最初の失踪届以降、現在まで3カ月以上失踪した状態である。警察はチャンさんの行方を捜すため、ハンリム港一帯を捜索している。