チャン・ミラン(37)さんの失踪届を虚偽に終結処理した疑いで立件された警察官が、内部システムでチャン氏に関する情報を削除した状況が把握された。
済州警察庁は21日、「1次の失踪届事件を担当した警察官の巡査補A氏が、112通報の終結処理以外に、失踪プロファイリングシステムの資料も管理リストから削除されるようにした状況が判明した」と明らかにした。
失踪プロファイリングシステムは、失踪者などの通報・発見情報を管理し、捜索と捜査を支援する警察の内部システムである。過去の通報・発見履歴や解除理由、措置内容などを確認できる。
警察によると、最初の失踪届は5月15日午後6時43分ごろ、チャン氏の恋人B氏が受理された。所轄の派出所の警察官らは通報者と直接会い、チャン氏の携帯電話の位置を基に、チェジュ市ハルリム港一帯の宿泊施設などを聞き込み、捜索した。
しかし同日午後9時16分ごろ、事件を担当したA氏は、チャン氏の所在が確認されていない状況で112通報を終結処理したことが調査で分かった。A氏はチャン氏の家族に「チャン氏と連絡が取れた」「無事にいる」「自分の居場所を知らせたくない」などと虚偽を伝えたと把握された。これにより現場の警察官らは事件が終結したと判断し、捜索を中止した。
A氏は現在、職務遺棄および性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反の疑いで立件された。警察は反腐敗経済犯罪捜査隊を通じて、最初の通報が終結された経緯やシステム資料の削除過程などを調べている。
チャン氏は5月以降3カ月目となる現在も所在が確認されていない。警察は先月中旬にチャン氏の家族から失踪届を改めて受理し、集中的な捜索に乗り出した。最初の通報以後、携帯電話の使用や金融取引などの生活反応は確認されていないと伝えられている。
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