エレベーター内で女子高生を性加害した後、妻に犯行をなすりつけようとした60代男性が起訴された。警察の捜査段階では妻が被疑者として送致されたが、検察の補完捜査の過程で実際の犯行状況が判明した。

全州地検群山支庁刑事1部(部長検事・ジン・ギョンソプ)は、児童・青少年の性保護に関する法律違反(強制わいせつ)の疑いで60代のA氏を在宅起訴したと18日明らかにした。

5日にソウル瑞草区の大検察庁の様子。/News1

A氏は昨年11月初め、大田のある高校のエレベーターで10代女子生徒Bさんの身体の一部を触るなどわいせつ行為をした疑いを受けている。

検察によると、A氏は警察の捜査が始まると、当時一緒にいた知人C氏に自身の妻であるかのように装ってほしいと頼んだ。C氏は警察と通話しながら、A氏の妻D氏の名前と住民登録番号などを挙げ、自分がD氏であるかのように装った。

その後、警察の事情聴取に出席した実際の妻D氏も「(私が)夫のそばにいた」とし、事件現場にいたかのように供述した。警察はこれを踏まえてD氏を被疑者として立件し、1月に検察へ送致した。

しかし検察が補完捜査に乗り出し、状況が覆った。D氏は検察の取り調べで「事件当時は現場にいなかった」とし、夫の頼みで警察で虚偽供述をしたと打ち明けた。

検察は携帯電話の解析などを通じ、A氏がC氏に妻のふりをするよう頼み、妻を犯人に仕立て上げた状況を確認した。また、C氏に捜査機関からの連絡を避けるため電話番号を変えるよう指示した状況も把握した。

検察は関係者の供述と携帯電話解析の結果などを踏まえ、A氏がBさんにわいせつ行為をしたと判断して起訴に踏み切り、妻D氏は不起訴(嫌疑なし)処分となった。ただしA氏は容疑を否認していると伝えられている。C氏は別件で指名手配中で、現在所在が把握されていない。

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