陸軍第22歩兵師団YULKOK砲兵旅団のK9A1砲隊が5月14日、江原・高城郡の射撃場で実施された訓練で単独同時弾着(TOT)射撃を行っている。/ News1

最近、今年に入って初めて北朝鮮軍が軍事境界線(MDL)を侵犯し、韓国軍が警告射撃を実施したことが分かった。

16日聯合ニュースによると、今週中に東部戦線で北朝鮮軍数名がMDLを侵犯し、韓国軍が作戦遂行手続に従って警告射撃を行う事案が発生した。

北朝鮮軍はMDL侵犯当時、巡察中だった可能性が高いと伝えられた。北朝鮮軍は警告射撃の後に北上し、他の特異動向はなかった。

北朝鮮軍のMDL侵犯に伴う韓国軍の警告射撃は今年に入って初めてである。韓国軍は交戦規則に従い、北朝鮮軍がMDLに接近するなど侵犯の兆候があれば警告放送を行い、MDLを侵犯すれば警告射撃を実施し退去措置をとる。

北朝鮮軍は2024〜2025年、南北が敵対的な二国家基調に沿ったMDLの国境線化の一環として不毛地作業などを行う過程で、頻繁にMDLを侵犯して南下した。北朝鮮軍のMDL侵犯事例は昨年だけで17回だった。

しかし今年は北朝鮮軍のMDL侵犯がなく、韓国軍が警告射撃を行うこともなかった。これは、北朝鮮軍がMDL近接地域の不毛地作業を昨年末までに事実上終えたためである可能性があるとの分析が出た。

不毛地作業はMDL近隣で藪を除去して視界を確保し、土地を平坦化するなどの工程である。この作業が事実上完了し、北朝鮮軍がMDL最前線まで接近することも減ったということだ。

その後、北朝鮮軍は不毛地化した地域に戦術道路を敷設し、鉄柵を設置するなどの作業に集中的に取り組んでいるとされる。こうした作業は不毛地作業より比較的MDL後方で進む。

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