ソウル・クァナク警察署。/ 聯合ニュース

多世帯住宅を10数棟建て、いわゆる「保証金の穴埋め」で約190億ウォンをだまし取った「家族チョンセ(韓国特有の賃貸制度)詐欺団」が警察に摘発された。

14日、警察などによると、ソウル冠岳警察署は詐欺などの疑いで、姓Leeの人物と親族ら16人を今年2月から先月まで順次検察に送致した。Leeは先月の一審で懲役10年の判決を受けた。

チョンセ(韓国特有の賃貸制度)詐欺の総括役であり、Leeの夫である中国籍の姓Hongの人物は海外滞在中のため、捜査が中止された状態だ。

この一味は2018年から2023年まで冠岳区などで、賃借人の保証金と融資金で多世帯住宅11棟を建てた後、賃貸業を行い、被害者128人から保証金約190億ウォンをだまし取った疑いがある。

この一味は保証金で別の賃借人の保証金を返す「保証金の穴埋め」を行ってきたことが判明した。さらに、建物の残存価値が下がって事実上保証金を返還しにくい「空き缶住宅(担保価値が低い物件)」の状態であるにもかかわらず、既存賃借人の保証金である先順位保証金の総額を虚偽に告知して賃借人を欺いたことが明らかになった。

被害者の相当数は社会人になったばかりの層だった。警察は2024年から被害者の告訴・告発状を受理して捜査に着手し、今年初めにLeeを拘束するなど、捜査を続けてきた。

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