5回目の飲酒運転で1審で懲役1年を言い渡されていた俳優ソン・スンウォンの量刑が2審でさらに重くなった。
13日、法曹界によると、ソウル西部地裁第1刑事部は道路交通法上の飲酒運転などの疑いがあるソン・スンウォンに対し、原判決を破棄して懲役2年を言い渡した。
控訴審の裁判部は「交際相手に不利な証拠であるドライブレコーダーのSDカードを隠匿するよう教唆しており、犯行の質が悪い」とし、「(警察に)代行運転手が車を置いて行ったという積極的な虚偽の供述もした」と述べた。
控訴審の裁判部は、ソン・スンウォンに飲酒運転の前科がある点を踏まえ、1審の刑が軽いと判断した。ただし、ソン・スンウォンが犯行を認め反省している点などは有利な情状として考慮したと明らかにした。
ソン・スンウォンは昨年11月、血中アルコール濃度0.165%の泥酔状態で約2分間カンビョンブクロ(ソウル市内の河川沿い幹線道路)を逆走して警察に逮捕され、今年2月に起訴された。事故後、交際相手に自動車のドライブレコーダー記録装置を外してほしいと求めるなど証拠隠滅を図った疑いもある。
ソン・スンウォンが飲酒運転で摘発されたのは今回が5回目だ。2015年に1年で2度の飲酒運転で略式命令の処分を受けた。
ソン・スンウォンは2018年にも飲酒運転をしてタクシーに追突した容疑で捜査を受ける中、再び免許取消し相当の状態で事故を起こした。
当時、裁判所は「ユン・チャンホ法」と呼ばれる特定犯罪加重処罰法上の危険運転致傷容疑を適用し、ソン・スンウォンに懲役1年6カ月の実刑を言い渡した。ユン・チャンホ法は飲酒運転で事故を起こした場合の処罰を強化したもので、芸能人の中でこの法律が適用されたのはソン・スンウォンが初めてだった。
ソン・スンウォンは今回の事件の1審公判を前にした5月にも無免許運転をしたとされる。