ホームレス行動が12日午前、仁川国際空港第2旅客ターミナル1階到着フロアで記者会見を開き発言している。/News1

ホームレス人権団体「ホームレス行動」は12日、「仁川空港のホームレスは個人の逸脱ではなく、国家と地方自治体の職責放棄に起因する結果だ」として、「仁川国際空港公社は退去措置を直ちに中止せよ」と要求した。

ホームレス行動はこの日午前、仁川空港第2旅客ターミナル入国場の出入口で記者会見を開き、「退去と取り締まりでホームレスを別の場所へ追いやるのは、問題を他所へ転嫁するだけだ」としつつ、「仮であっても必要な保護を提供し、地域社会の支援体制とつながるよう関係機関と協力すべきだ」と述べた。

続けて「仁川市は路上ホームレス支援体制の空白状態を放置している」とし、「慣行的に行ってきた施設入所の勧誘ではなく、支援住宅や一時的な住居支援などホームレスがアクセスできる政策を整備し、緊急対策を策定すべきだ」と主張した。

仁川国際空港公社によると、現在空港にはホームレス16人が常駐している。ホームレスに関しては悪臭、座席の占拠、罵声および大声、飲酒に対する不快感を訴える民願(苦情)も提起された。

仁川国際空港公社側は「ホームレスに自発的な退去を求め、ホームレスの自立を支援する」とし、「自立支援機関『ネイルルヨヌンジプ(明日を開く家)』と連携した一時住居と仕事を支援し、自治体と連携した基礎生活保障(生活保護に相当)などを案内している」として、「自治体、自立支援機関と協力し、ホームレスが自立できるよう公共機関の社会的職責を果たす」と述べた。

これに先立ち仁川国際空港公社は先月30日、仁川空港に常駐中のホームレスの所持品に退去命令書を貼付した。

退去命令書には、旅客ターミナルでの野宿を直ちに中止し外へ退去するよう求めるとともに、「退去要請に不応の場合、空港施設法により罰金や拘留または科料に処し、刑事処罰を受け得る」との内容が盛り込まれた。

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