京畿南部警察庁の全景。/News1

警察が大熊製薬の違法リベート疑惑を捜査していたソンナム中院警察署で捜査情報が外部に流出した情況を把握し、強制捜査に乗り出した。

11日警察によると、キョンギ南部警察庁反腐敗・経済犯罪捜査隊は7日、公務上秘密漏洩の疑いでソンナム中院警察署を家宅捜索した。

警察は押収捜索を通じて、ソンナム中院署が過去に捜査した大熊製薬のリベート事件に関する資料や、捜査の進行状況などが含まれた内部資料を確保したとされる。警察は押収物の分析を終えた後、関係者を呼んで正確な情報流出の経緯を確認する方針だ。

大熊製薬の違法リベート疑惑は2024年4月、ある公益通報者が国民権益委員会(韓国の公的腐敗通報・保護機関)に通報し、浮上した。通報内容には、大熊製薬の営業担当者約130人が2022年1月から2023年12月まで、約380カ所の病院・医院を対象に、自社医薬品の処方を対価として違法リベートを提供したという内容が含まれていた。

当初事件を担当したソンナム中院署は捜査の末、昨年4月に嫌疑なしと判断し、不立件で終結した。その後、杜撰な捜査との論争が浮上し、事件は同年6月にキョンギ南部警察庁広域犯罪捜査隊へ移管され、再捜査が進んでいる。

キョンギ南部庁の広域捜査隊はその後、大熊製薬の本社と子会社、関連業者などを家宅捜索し、リベート疑惑を捜査してきた。

今回の捜査情報流出疑惑は、大熊製薬のリベート事件そのものを捜査する過程で出たものではないとされる。キョンギ南部庁反腐敗・経済犯罪捜査隊が別件の元警察幹部A氏による弁護士法違反事件を捜査する中で、過去の大熊製薬事件の捜査情報が外部へ流れた情況を把握したと伝えられている。

警察はA氏がソンナム中院署の関係者から大熊製薬事件に関する捜査情報の提供を受け、大熊製薬側に渡した可能性を残している。実際にソンナム中院署の関係者が情報流出に関与したかどうかは、追加捜査を通じて確認される見通しだ。

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