クリストファー・ノーラン監督の映画「オデッセイ」が興行し、原作である古代ギリシャ叙事詩「オデュッセイア」関連書籍の販売量も大きく伸びている。映画への関心が原作読書へとつながり、書店街でも「オデュッセイア」ブームが見られる様相だ。
10日、キョボ文庫によると、7月に「オデッセイ」・「オデュッセイア」など関連名称がタイトルに含まれた書籍の販売量は前年同月比で595.5%増加した。映画公開を前に原作と関連書籍を探す読者が大きく増えたとみられる。
関連書籍の販売量は今年に入り着実に増加した。4月には前年同月比87.5%増、5月は194.0%、6月は291.7%と伸びが拡大した。映画公開を控えた7月には増加率が595.5%まで跳ね上がった。
特定の翻訳版にだけ需要が集中したわけではない。原典の完訳本をはじめ、内容を平易に解いた入門書や解説書、漫画など多様な形態の関連書籍が併せて販売されたとされる。
映画「オデッセイ」は5日に韓国で公開した。公開4日目の8日に累積観客数が100万人を超え、10日午前には200万人を突破した。公開以降、興行収入ランキング1位を維持し、好調な興行を続けている。
「オデッセイ」は古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」を原作とする。映画の人気が続くなか、約2800年前に書かれた古典作品まで改めて読者の関心を集めている格好だ。
出版業界では、映画やドラマなど映像コンテンツのヒットが原作書籍の販売増につながる、いわゆる「スクリーンセラー」効果が表れているとみている。
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