トクサワエンのインスタグラムのキャプチャー

日本の著名な山岳観光地で、ハングルが記された食品包装や韓国で使用される従量制ごみ袋が入ったごみが大量に見つかった。現地の山小屋側は観光客の増加に伴い不法投棄も増えているとして、訪問客にごみの持ち帰りを呼びかけた。

10日、日本長野県上高地の山小屋「徳沢園」は、最近公式ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に不法投棄されたごみの写真を公開し、「夏の登山シーズンを迎え、多くの顧客が訪れる一方でごみの不法投棄も目に見えて増えた」と明らかにした。

写真には京畿道安山市で使用される20ℓ従量制ごみ袋が収められていた。袋の中には紙やプラスチック、缶、瓶などが混在しており、キムチやラーメン、肉など韓国食品と見られる包装や生ごみも一緒に入っていた。

山小屋側は「今回は大半のごみがハングルのラベルが付いた製品だった」とし、「魚、キムチ、ラーメンなど食品もすべて捨てられている」と指摘した。続けて「毎回回収しなければならないたびに本当に悲しい」とし、「上高地はたった一人のための場所ではなく、世界各地で残された重要な自然だ」と強調した。

さらに「このメッセージを各国に広める」とし、「規則に従って美しい自然を守ってほしい」と呼びかけた。

ただし、写真の従量制ごみ袋やハングル表記だけで韓国人がごみを捨てたと断定することはできない。該当の袋が韓国で使用される製品である事実と、実際の投棄者の国籍は別問題であるためだ。

上高地は長野県松本市にある代表的な山岳観光地で、中部山岳国立公園に属している。名勝および天然記念物にも指定された場所で、夏季には日本のみならず海外からの登山客も押し寄せる。

観光客が急増するなかで、ごみの不法投棄や探訪路外への立ち入り、遭難など、いわゆる「オーバーツーリズム」の問題も大きくなっている。昨年の上高地の訪問客は160万人を超え、22年ぶりの最大水準を記録した。外国人宿泊客も2万人を超え、2017年の2倍に増えた。

松本市は観光客増加に伴う環境管理と安全対策のため、早ければ2028年度から訪問客に「利用者負担金」を課す案を進めている。2024年に文化財保護法に基づく管理団体に指定され、入場料などの名目で負担金を徴収できる基盤も整えた。

ごみ問題を特定の国家や国籍への非難に拡大するよりも、観光客一人ひとりが自然環境を守るべきだという声も上がっている。山小屋側も「上高地はある一人だけの場所ではなく、全世界の人々が未来世代に引き継ぐべき貴重な自然だ」として、訪問客の責任ある行動を呼びかけた。

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