口論の末に母親を殺害した10代の息子が9日午後、勾留前被疑者尋問(令状実質審査)を受けるため仁川地裁に入る。/聯合ニュース

母親と言い争いの末、刃物で殺害した10代の息子が、犯行直後に飼い犬まで殺したことが分かった。

イ・ドンホ仁川地裁当直部長判事は8日午後、尊属殺人と動物保護法違反の疑いを受けるA(18)少年に対する勾留前被疑者尋問を行った後、「逃走のおそれがあり、少年として勾留すべきやむを得ない事由がある」として逮捕状を発付した。

令状実質審査を受けるために裁判所に出廷したAは、「なぜ言い争いをしたのか」「母親に申し訳ないとは思わないのか」などの取材陣の質問に答えなかった。葛藤の原因と自発的な通報理由を問う言葉にも沈黙した。

Aは7日午後8時30分ごろ、インチョン・プピョング(三山洞)のあるマンションで、40代の母親Bと口論の最中に自宅にあった刃物でBを複数回刺し、死亡させた疑いがある。犯行後に飼い犬の首を絞めて殺した疑いも適用された。

Bは119救急隊により病院に搬送されたが、結局死亡した。Aは犯行後、自ら警察に通報した。

高校を中退した後、特段の職業もなく過ごしていたAには、過去に精神科の診療を受けた履歴があるとされる。事件当時、父親と弟は家を空けていたと伝えられた。

警察は、AがBと言い争いをするうちに犯行に及んだとみて、事件の経緯を捜査している。正確な死因を確認するため、国立科学捜査研究院にBの遺体の解剖も依頼した。

過去にも2人の言い争いに関する通報があり、警察が1〜2回出動したが、当時、立件された人物はいなかったことが確認された。

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