ナム・ジェホン海洋水産部次官が5日、ソウルの麻浦ポストタワーで開かれた水産物輸出業界懇談会で発言している。/海洋水産部提供

韓国政府がアワビなど国内生産量が多い水産物を中心に海外販路の開拓に乗り出す。水産物の輸出実績は増加傾向を示しているが、海苔など特定品目への偏重が深刻であることを不安要因とみているためだ。

海洋水産部は5日、ナム・ジェホン次官主宰で水産食品の輸出拡大に向けた業界懇談会を開いた。懇談会には海苔・カキ・ヒラメ・アワビ・おでん(魚肉練り製品)など品目別の業界と、遠洋産業協会など関係機関が出席した。

業界関係者は中東情勢の長期化に伴う物流費などの負担、主要国の関税・非関税障壁など、業界が現場で直面している課題を提起した。

ナム次官は「業界と関係機関の尽力のおかげで、厳しい環境の中でも水産物の輸出が成長基調を維持している」としつつも、「現在の輸出環境は楽観一辺倒ではない。主要国の関税や為替の問題など、予測が難しい部分が多い」と述べた。

続けて「品目別の支援を拡大し、対外リスクを管理する」とし、「国内の需給と物価の安定を併せて管理する輸出エコシステムを構築する」と付け加えた。

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