ソウル全域に猛暑特報の最高段階である猛暑重大警報が初めて発令された。ソウル市は散水車や猛暑休憩所の運営を拡大するなど猛暑への対応を強化した。
気象庁は4日午前、ソウルの東北圏と西北圏に猛暑重大警報を追加発令した。前日に東南圏とSuNAM圏に猛暑重大警報が出されたのに続き、この日午前11時からソウル全域へと拡大施行された。
猛暑重大警報は、2日以上日中の最高体感温度が35度以上続いた地域で最高体感温度38度以上、または最高気温39度以上が予想されるときに発令される猛暑特報の最高段階である。6月の制度施行以降、ソウル全域に猛暑重大警報が出たのは今回が初めてである。
猛暑重大警報はソウルとともに、キョンギのオサン・ハナム・コヤン・アンソン・パジュ南部・ヨンイン東北部・ヨンイン西北部・ヨジュ東南・西部、チョンブクのチョンジュ、チョンナムのチャンソンとコクソン北部にも施行された。チョンナムのボソン・ヨス・クァンヤン、スンチョンとコクソン南部、光州東部にはすでに猛暑重大警報が出ている状態だ。
行政安全部は安全案内メールを通じて、外出と屋外活動を控え、十分に水分を摂取する一方で、涼しい場所で休息を取り、家族や隣人の安全も併せて見守ってほしいと呼びかけた。
ソウル市は猛暑の長期化に伴い非常対応を強化している。猛暑総合支援状況室を従来より拡大運営し、ホームレスやチョクバン住民(簡易宿泊所の居住者)などの脆弱層保護、屋外労働者の安全管理、猛暑休憩所の運営などを中心に対応に乗り出した。
現在ソウルでは、洞住民センターや敬老堂、福祉館など約4000カ所の猛暑休憩所と、コンビニ・銀行などを活用した気候同行休憩所約400カ所、緊急避難所62カ所、移動労働者休憩所30カ所が運営中である。クーリングフォグ187カ所とクーリングロード14カ所も稼働しており、主要道路には散水車を投入して都心の熱気を下げている。
疾病管理庁の集計基準で、ソウルの累計の熱関連疾患者は3日基準で185人に増え、このうち2人が死亡した。
呉世勲(オ・セフン)ソウル市長はこの日、猛暑対応の現場を訪れ、「猛暑休憩所や日よけのような施設拡充にとどまらず、実際の暑さの中で生活し働く市民を直接訪ねて保護するところまで猛暑対策を強化する」と明らかにした。