現職の警察幹部が10代の息子が教師を相手に違法撮影を犯すと、核心証拠である携帯電話を壊して廃棄した疑いで捜査を受けている。
28日、全北警察庁などによると、警察は刑法上の証拠を消失させたり隠した疑い(証拠隠滅)で、全州徳津警察署に勤務するA警監を立件し、本格捜査に着手した。
A警監の高校生の息子は5月、担任の教師を違法撮影しようとして摘発された。学校からこの知らせを聞いたA警監は、息子を叱責する過程で犯行に使われた携帯電話を壊して捨てる方式で犯罪の手がかりを抹消しようとした疑いを持たれている。
警察の取り調べでA警監の息子は「違法撮影のために撮影ボタンを押した」と犯行を認めたが、携帯電話については「ない」と供述した。当時の捜査チームは被疑者が自白したという理由で、押収捜索など携帯電話の確保措置を取らないまま先月、事件を検察に送致した。
最近、チャン・ユンギ事件に関連する光州警察庁の捜査不正疑惑の後、警察庁本庁が類似事件に対する全数調査を指示し、このような証拠隠滅の疑惑が遅れて明らかになったと伝えられている。全北警察庁は先週、A警監の自宅を押収捜索し、廃棄された息子の携帯電話の追跡に乗り出した。
現行法上、家族や親族が犯罪者をかくまったり証拠を消した場合、処罰を免れることができる「親族特例」が存在する。ただし捜査当局は、この夫婦が単に証拠を片付けたことを超え、他人にこれを指示するなど特例条項で免責されない別個の嫌疑があるかどうかを精査している。
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