ネクソンのオンラインゲーム「クレイジーアーケード」自由掲示板に掲載された投稿である。この利用者はネクソンが8月13日にクレイジーアーケードのサービスを終了すると知らせたことに残念さを示した.
◇社会人は退勤後に『クレイジーアーケード(크아)』で集まれ
サービス終了を前に、幼少期にクレイジーアーケードを楽しんだ利用者が再びゲームに集まっている。ソーシャルメディア(SNS)で共にプレーする人を募り、希少アイテムを分け合ったり、思い出のマップを再訪したりしながら、それぞれのやり方で別れの準備をしている様子だ.
会社員のA(27)さんも最近は退勤後にクレイジーアーケードへ接続している。小学生のときに初めて始め、成人してからも時折友人とクレイジーアーケードを楽しんだという.
Aさんは「今やっても依然として面白いゲームだが、サービスが終わると聞くと子どもの頃の一部も共に消えてしまうようでそわそわする」と語った.
平日である23日の正午にも、クレイジーアーケードには約400人の利用者が接続しゲームを楽しんでいた.
◇同時接続者35万人… 2000年代を代表するゲーム
2001年にサービスを開始したクレイジーアーケードは、水風船で相手を閉じ込める独特の対戦方式と、ダオ・ベッチなど親しみやすいキャラクターを前面に出し、2000年代のPC房(韓国のネットカフェ)文化を代表するカジュアルゲームへと成長した.
2002年には最高同時接続者数35万人を記録した。発売後数年が経った2006年と2008年の冬にも同時接続者数が10万人を超えるなど、2010年代初頭まで人気を維持した.
しかしゲーム市場の中心がPCからモバイルへ移る中で、クレイジーアーケードの足場も次第に狭まった。ネクソンが収益性と成長性を軸にゲームポートフォリオを再編する過程で、クレイジーアーケードも整理対象に含まれた.
サービス終了が公式化された後、利用者は決定の再考を求める要請を相次いで出した。22日までにクレイジーアーケード自由掲示板と顧客問い合わせ掲示板には、サービス終了の撤回やサーバー維持を求める投稿が約800件寄せられた.
利用者は「アップデートはしなくてもよいのでサーバーだけ維持してほしい」「有料サービスに変わっても支払う」「将来、子どもと一緒にやりたかった人生ゲームだ」と訴えた.
◇「サーバーだけでも維持してほしい」… 撤回の署名運動まで
今月7日からはサービス終了撤回を求める署名運動も進んでいる。署名運動を主導した利用者は「ネクソンが目先の効率性より、利用者と積み上げてきた情緒的価値を守る決定をしてほしい」とし、「企業のブランド価値は技術や効率だけでなく、会社を成長させた利用者の信頼からも生まれる」と主張した.
ただし、ネクソンがサービス終了の決定を覆す可能性は大きくない.
ネクソン関係者は「利用者の残念な思いとさまざまな意見を重く受け止めている」としつつも、「社内で深い議論を重ねた結果、長期的に満足のいくサービスを提供するのは難しいと判断した」と述べた.
◇希少アイテムを分け合い画面を保存… 別れの準備
利用者は撤回要請を続ける一方で、終わりの時が近づいている事実も少しずつ受け入れている.
ある利用者は小学校時代から集めたクレイジーアーケードの漫画本やカード・ボードゲームの写真をSNSに投稿し、「クレイジーアーケードがなくなれば、これらの品も一時代の思い出として残ると思う」と書いた.
17年間ゲームをしてきたという利用者は「軍服務時代、休暇で外出すると給料を節約してアイテムを課金した」とし、「長い時間積み上げてきた記憶をこれ以上つないでいけないのが惜しい」と語った.
かつて数百万ウォンで取引された希少アイテムを他の利用者に無料で分け与えたり、長時間かけて作り込んだキャラクターやゲーム画面をキャプチャーして保存する動きも出ている.
別の利用者は「世の中に永遠なものはないのだから、送るべきときは送らなければならないと思った」として、クレイジーアーケードとの最後の別れのあいさつを準備していると述べた.