5・18民主化運動を貶めるスローガンを叫んで論争を招いたソウルのベジェ高校の生徒が、民主市民教育の最中ほとんど眠っていたという報道が出た中、当時の講演者だったイ・ジェオ民主化運動記念事業会理事長が釈明に乗り出した。
イ理事長は23日午前、CBSラジオ「パク・ソンテのニュースショー」に出演し、当時の状況を問う質問に「完全に間違っている」と明らかにした。
先に21日、学生新聞「トッキプル」はベジェ高校の生徒インタビューを通じ、イ理事長の民主教育講演当時、生徒の大半が眠っていたと報じた。
報道によれば、ベジェ高校の生徒A氏は「30人を超えるクラスの生徒のうち、自分を含めて2人だけが起きていた」とし、「イ・ジェオ理事長が講義の前に『寝ても構わないが、聞く生徒はしっかり聞け』と言った。それを聞いた生徒の大半が寝始めた」と述べた。
またイ理事長の講義内容にヘイト表現に当たるものはなく、「講演はするのかしないのかという調子で、学生も深刻に危機意識を持たなかった」と付け加えた。
これに対しイ理事長は、講義を始める前に「寝る者は寝て、聞く者はよく聞け」と言ったことについて、「『寝ないで一生懸命聞け』と言えば、学生が『お説教好きの年長者』だと受け取る可能性がある」とし、「『寝る者は寝るが、聞く者は一生懸命聞け』と言って、学生に『寝てはいけないな』と思わせようとしたものだ」と釈明した。
続けて「講義の対象は1年生約400人だった」と述べ、「寝ている学生より寝ていない学生の方がはるかに多かった」と反論した。
またイ理事長は「講義のテーマは韓国の民主主義の展開過程で民主化運動がどのような寄与をしたのかだった」とし、「ヘイト表現とか野球といったものは自分の講義の依頼テーマではなかった」と説明した。
パク・チョンヒ政権時代に学生運動に身を投じた後、投獄を経験したイ理事長は、その後中学校で国語教師として勤務した。イ理事長は14日、ベジェ高校で特別講義を行った。