釜山市は7月19日から7月29日まで、海雲台区友洞のベクスコで「第48回ユネスコ世界遺産委員会」を開催すると16日に明らかにした。韓国でユネスコ世界遺産委員会が開かれるのは今回が初めてである。
今回の委員会は19日の開会式と20日の本会議を皮切りに、各国代表団が集まり世界遺産に関する主要議題を議論する。その後、28日の閉会式を終え、29日に公式に閉会する。
釜山市は今回の委員会にユネスコ事務局長をはじめ、委員国、締約国の主要関係者計3000人規模が参加すると見込んだ。
これにより、行事期間中に委員会参加者が釜山の歴史と文化を深く体験できるよう、カスタマイズ型プログラムを運営する。近現代歴史館、臨時首都記念館など避難首都・釜山の遺産と伝統市場を巡る「釜山遺産フィールドトリップ」、パン・グチョンの岩刻画や仏国寺などを探訪する「世界遺産フィールドトリップ」を実施する。
あわせて今月23日に開かれる開催都市歓迎晩餐では、釜山市立芸術団の特別公演「望む海(바라는 바다)」を披露し、「避難路のおにぎり」と「キジャン韓牛ノビアニ」など地域食材を生かした特選メニューを提供する。
釜山市はまた、今回の委員会に国内外の観光客12万人が訪れると推計した。これに向け、多様な参加型文化行事を実施する。
今月20日から29日までベクスコ第1展示場で、関門都市・釜山の過去と未来を見ることができる「開催都市釜山館」が運営される。18〜19日には映画の殿堂で「釜山旅行映画祭」と連携した世界遺産テーマの特別野外上映会などの付随行事が行われる。
このほか「朝鮮通信使行列および乗船体験」、「避難首都・釜山国家遺産ナイトツアー」などの見どころや学術セミナーが実施される。
釜山市は今回の委員会を、地域遺産の価値を世界に知らせる契機とする方針だ。委員会期間中に釜山の象徴的アジェンダを盛り込んだ国際宣言文「釜山宣言」の採択を推進し、今後はグローバル遺産フォーラムの開催やユネスコ傘下協力機関の誘致などの後続事業に乗り出す計画である。
チョン・ジェス釜山市長は「今回の委員会開催で釜山の国際的な力量を示す契機が整った」と述べ、「朝鮮戦争期の避難首都・釜山遺産の2030年登録、世界の人々が訪れる美しい遺産の都市・釜山へと生まれ変われるようにする」と語った。