15日午後、光州警察庁で押収捜索を終えた光州地検の捜査官らが移動している。/聯合ニュース

いわゆる「チャン・ユンギ事件」を処理する過程で浮上したずさんな捜査と不正疑惑を解明するため、警察が当時の捜査指揮系統の核心人物だった幹部の身柄確保に着手した。

警察庁国家捜査本部傘下の「チャン・ユンギ事件真相究明」特別捜査団は16日、権限をみだりに乱用して他人の権利行使を妨げた容疑(職権乱用権利行使妨害など)で立件し捜査してきた前光州クァンサン警察署刑事課長のA警正に対し、事前逮捕状を申請したと発表した。

当時の捜査指揮線上にいたA警正は、被疑者チャン・ユンギに「性暴行を目的とした殺人」という重い容疑ではなく「単純殺人」のみを適用して送致するよう意思決定する過程で、不当に圧力をかけたり介入した容疑を受けている。

あわせて特別捜査団は、A警正がチャン・ユンギの以前のストーキング事件とその後発生した殺人事件を一括せず、意図的に分けて捜査するよう措置したのかについても事実関係を綿密に確認している。特別捜査団側は、検察がまだA警正に対する逮捕状を裁判所に請求していない状況だと付け加えた。

一方、警察の捜査とは別に、検察も前クァンサン警察署長をはじめ、A警監、すでに逮捕され検察に送致された当時の刑事チーム長パク・モ(57)警監、そして捜査担当者など計4人を同一の職権乱用容疑で立件し、捜査を進めている。

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