呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は15日、「夜間経済は単なる商店街支援ではなく、文化と観光、商圏と交通を一つの生態系でつなぎ、市民の余暇文化を変え、都市の消費と活力を高めるソウルの新たな成長戦略である」と述べた。

オ・セフンソウル市長が15日、ソウル市庁で民選9期最初の定例幹部会議を主宰し「夜間経済の活性化」を協議している。/News1

呉市長はこの日、民選9期発足以後初の定例幹部会議を開き、このように明らかにした。

この日の会議の核心議題はソウルの新たな成長戦略である「夜間経済活性化方策」である。呉市長が就任演説で提示した夜間経済構想を市政全般の核心課題として本格推進する最初の場である。

夜間経済の活性化は、観光・文化・商圏・交通を有機的に連携し、ソウルの新たな成長動力をつくるという民選9期の代表的戦略である。ソウル市は増加する外国人観光客の消費を地域の商店街へ波及させ、退勤後に空洞化する都心に活力を吹き込み、「24時間生きて動くグローバル都市ソウル」を造成する計画である。

ソウルはハンガン、DDP、南山など世界的な夜間名所を備えているが、これら空間の活力が周辺商圏の消費や地域経済の活性化につながる結節は、なお十分ではないと評価されている。新型コロナウイルス禍以後、酒類中心から文化・体験中心へと夜間消費トレンドが急速に変化しているが、これを下支えするコンテンツと制度的支援も不足している状況である。

実際、従来の夜間文化を代表してきたカラオケ、簡易酒場など遊興目的の商業施設の廃業が増加している。一方で複合文化空間やウェルネス(Wellness)コンテンツに対する需要は急増しており、夜間経済インフラの全般的な体質改善が急務の状況である。

ソウル市は夜間経済を単に夜間の消費を増やす政策ではなく、文化と観光、商圏と交通を一つの経済生態系で結ぶ新たな都市成長戦略として推進する。ソウルの夜を市民がより長く滞在して楽しむ空間へと変え、これを地域経済と結び付けてグローバル競争力を高める構想である。

まず若年層を中心に拡散している「野場(屋外飲食)」文化を地域夜間経済の核心コンテンツとして育成するため、「ソウル月光野場」をソウルを代表する夜間経済ブランドとして育成する。これに向けた制度的裏付けも支援する。

最近、鍾路3街や乙支路などを中心に屋外飲食の需要が増加し、野場が商圏の主要な集客要素として定着した。しかし騒音・ごみ・歩行不便などにより商人と住民の間の葛藤も続いてきた。これを受け、ソウル市は取り締まり中心の管理から脱し、制度圏内で管理する共生モデルへと政策の方向を転換する計画である。

ソウル市は歩行安全が確保された区域を中心に合法的な道路占用と屋外営業が可能となるよう、自治区条例の改正を支援する。また歩道幅、営業時間、衛生守則などを盛り込んだ標準ガイドラインも用意する計画である。これを土台に、厳格な衛生・安全基準を備えた「ソウル月光野場」を今年5カ所で試験運営した後、2028年までに計25カ所へ拡大する計画である。

月光野場の商圏には歩行環境の改善や衛生施設の拡充、商圏ブランディングなどのために最大20億ウォンを支援し、運営成果に応じて最大5億ウォンのインセンティブを追加支援する方案を検討する。

呉市長は「夜間経済はどこか一部署だけの課題ではなく、文化と観光、交通、経済政策がともに動いてこそ完成するソウルの新たな成長戦略だ」とし、「市民の暮らしを変え、ソウルの競争力を高める代表政策として必ず定着させる」と述べた。

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