クォン・イクヒョン扶安郡守が民間工事の業者選定過程に関与したという疑惑を提起した告訴人が、全北警察庁前で現金3億ウォンを公開し、警察に迅速な捜査を求めた。
扶安地域の事業家A氏は14日、全北警察庁前で記者団に対し「クォン郡守など4人を相手取り提起した政治資金法違反と職権乱用などの容疑を速やかに究明してほしい」と訴えた。
A氏はこの日、5万ウォン札で構成された現金の束3億ウォンを自ら広げて見せた。A氏は、この金がクォン郡守関連疑惑の外部暴露を防ぐため側近らが渡した資金だと疑われると主張した。
A氏は2021年にクォン郡守から建設業者2社を紹介され、扶安郡に組立工場の新築工事を進めた。その後、工事業者の選定と契約の過程で違法な関与があったか確認してほしいとして警察に告訴状を提出した。
A氏の主張によると、当初工事を受注した業者は基礎工事だけを進めた後に倒産した。続いて投入された別の業者が工事を終えたものの、ずさんな施工で相当な被害を被っているというのがA氏の説明である。
A氏はこの問題でクォン郡守側と対立した後、郡守の側近と指摘した人物らがそれぞれ1億ウォンと3億ウォンを渡したと主張した。
A氏はこのうち大半である現金3億ウォンを保管してきて、この日メディアに公開した。A氏は金の伝達経緯と出所、紙幣に残った指紋などを確認すれば疑惑の実体を明らかにできると強調した。
A氏は「警察の捜査が遅れるほど、クォン郡守の側近らが口裏を合わせる可能性が高い」とし「警察は3億ウォンに付着した指紋を鑑識するなど、迅速に捜査してほしい」と述べた。
クォン郡守は関連疑惑を全面否定している。クォン郡守は6・3地方選を前に開かれた扶安郡守候補者討論会で、2021年にA氏側へ地域の建設業者を2度紹介した事実は認めつつも、契約や業者選定の過程に直接関与はしていないと釈明した。
警察はA氏が提出した告訴状をもとに、関係者を対象に事実関係を確認している。