「襲撃自作劇」の疑いで拘束された改革新党のチョン・イハン前釜山市長候補が、警察に犯行を自白する前日、国民の力のパク・ヒョンジュン釜山市長候補側と会い、候補一本化を議論したと伝わっている。
14日、聯合ニュースの報道によると、チョン前候補は5月8日、釜山市長選候補のテレビ討論から除外されたことに反発し、断食座り込みに入った。
その後5月11日、パク候補はチョン前候補と親しい国民の力所属の釜山市議A氏の仲立ちで座り込み現場を訪れ、チョン前候補を見舞った。パク候補は3日後の14日にも再び現場を訪れた。
当時パク候補側は「チョン候補がテレビ討論に参加できないなら、YouTubeチャンネルででも討論を進行できる」と提案した。チョン前候補は座り込みに入ってから7日で断食を中断した。
候補一本化の議論は3日後に具体化した。チョン前候補は5月17日、釜山市内のあるホテルでA氏とパク候補選対キャンプの核心関係者であるB氏に会い、昼食を共にした。
チョン前候補はこの場で「保守分裂で選挙に敗れれば政治的負担が生じるほかなく辞退する考えだ。パク候補がうまくいけばよい」と語ったと伝えられた。
B氏は「改革新党の良い政策を市政に反映できる空間を用意するため最善を尽くす」として政策連帯を提案したとされる。
チョン前候補はこれに「選挙が終われば政治を離れる。父の事業を手伝うついでに中国に行く考えだ」と答えたと伝えられた。
しかし会合の翌日の5月18日、チョン前候補は警察に襲撃事件が自作劇であったと自白した。警察は翌日の19日、チョン前候補を書類送検した。
チョン前候補はその後「翌日に緊急記者会見を開く」と予告したが、突然取りやめた。しばらく行方をくらました後は再び選挙運動を続けた。
チョン前候補は当時B氏に「党が反対して候補辞退ができなかった」と説明したと伝えられた。
B氏は5月末、応援遊説のため釜山を訪れた改革新党のチョン・ハラム院内代表と会い、チョン前候補の辞退問題を議論した。チョン院内代表は「チョン候補が釜山市長候補なのに今やめれば、党が厳しくなる」という趣旨で辞退に反対する意向を伝えたとされる。
B氏は「当時は残念で気の毒だったが、今となってみれば候補一本化が成立しなかったのは千載一遇の幸運だ」とし、「選挙後にチョン候補の襲撃が自作劇だったという知らせを聞いて当惑した」と述べた。