慶北ポンファ郡にある永豊石浦製錬所で発生した火災は約1時間で鎮圧された。現在までに確認された人的被害はなく、周辺地域への有毒ガスや有害物質の流出の兆候もないと把握されている。
9日消防当局などによると、この日午後12時36分ごろ、慶北ポンファ郡石浦面の石浦製錬所内にある硫酸製造工場で火災が発生した。出火場所は大気汚染防止施設である大気集じん施設と確認された。
通報を受けた消防当局は午後12時43分ごろ、管轄消防署の人員が総出動する対応1段階を発令した。現場には消防人員約60人と消防車など装備34台が投入された。大きな火の手は火災発生から約1時間20分後の午後1時55分ごろに収まった。
火災が発生した製錬所1工場は、亜鉛製錬過程で原石の副産物として出る硫黄を集めて硫酸にする施設である。硫酸は無色無臭で粘性が高い液体で、強い酸性を帯びる有害物質である。染料や肥料の製造、石油精製、廃水処理などに主に使用される.
硫酸が人体に有害な物質であるだけに、火災の過程で有毒ガスが発生する可能性も提起された。これを受けてポンファ郡は、近隣住民に事故地点から離れた場所へ避難するよう求める災害安全メッセージを送信した。ただし現時点まで、近隣の集落に有害物質が流出した事実は確認されていない。
石浦製錬所は、鉄鋼や自動車、家電など多様な産業に使われる亜鉛を生産する非鉄金属の製錬工場である。
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