培材高野球部の5・18民主化運動を貶める応援をめぐる論争に関連し、被害校である光州第一高と光州西中・一高総同窓会が培材高の生徒に対する善処を公式に要請した。ソウル市教育庁は培材高の全校生徒を対象に歴史・人権教育を実施し、管内学校の運動部に対する特別点検を続けるなど、後続措置に乗り出す。

私たちのペジェ高等学校野球部の主将が6日、全羅南道光州特別市の光州第一高等学校を訪れ、光州一高野球部の主将に謝罪文を手渡している。/News1

光州西中・一高総同窓会は7日、声明を出し「加害生徒に対する断罪ではなく、正しい教育と正義の回復が究極的な目標だ」とし、「過ちを深く悔い、心から許しを求めた生徒の胸に緋文字を刻むことは、われわれが望む道ではない」と明らかにした。

総同窓会は続けて「生徒たちが今回の件をヘイト文化を克服する契機とすることを望む」とし、「今回の事件に政治的意味を上塗りして対立を拡大するより、二つの学校が示した和解と寛容の意を見守ってほしい」と要請した。

光州第一高もこの日、別途の声明を通じ、前日に行われた培材高側の謝罪が教育的意味を持つ契機となることを望むと明らかにした。光州第一高は「前日の培材高の生徒と教職員、保護者、総同窓会の謝罪が、生徒たちに教育的意味を残す契機となることを望む」と述べた。

また光州第一高は「今回の件を契機に高校野球場で相手を卑下したり嘲弄する応援文化が消え、相手を尊重する教育の場として定着することを期待する」と明らかにした。さらに生徒と教職員、保護者のすべてが互いに尊重し配慮する学校文化を作るために努力すると付け加えた。

ソウル市教育庁も後続対策を推進する。教育庁は9日から夏休み前まで、民主市民教育課の専門人材を培材高に派遣し、全校生徒を対象に歴史教育、人権教育、差別・ヘイト表現防止教育を実施する予定だ。

学校体育振興会とも協力し、学生選手対象の教育資料を開発・配布する。資料にはヘイト・差別表現の禁止や健全な応援文化の醸成などの内容が盛り込まれる予定だ。

ソウル地域の学校運動部に対する特別点検も続く。教育庁は8月中旬まで、管内学校の運動部を対象にスポーツ人権教育の実施有無、学生選手の学習権保障、運動部運営の透明性、いじめ事案の措置などを集中的に点検する計画だ。

培材高側は大韓野球ソフトボール協会の懲戒について再審を申請するか協議中だ。再審申請の期限は8日までだ。再審が受理される場合、最終審議までは最大で約2カ月かかる見通しだ。

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