南山1号トンネルを通過するソウル市内バスの一部路線でも、電波妨害による運賃過徴収の事例が発生したことが確認された。京畿からソウルへ往来する広域バスに続き、ソウル市内バスでも同じ問題が明らかになったということだ。
1日、交通カード決済サービス事業者のティーマネーによると、この日までにソウル市内バス路線で南山1号トンネル周辺の電波妨害による運賃過徴収の返金件数は計4件と集計された。ソウル市内バス路線のうち運賃過徴収が発生しうる路線は140番、472番、741番、470番、9401番、N37番など計6本である。
運賃過徴収は、南山1号トンネル周辺で行われた電波妨害が交通カード端末に影響を及ぼし発生したと把握されている。該当の電波妨害は、過去の大統領室の龍山移転以降の保安措置に関連するものとされる。ティーマネー関係者は「機能改善以後、昨年10月から同じ問題は発生していない」と述べた。
先立って京畿道でソウルへ往来する広域バスの一部路線のうち、南山1号トンネルを通過するバスでも運賃過徴収の問題が発生した経緯がある。
京畿道は昨年10月、バス情報ホームページを通じて、順天郷大病院の停留所に停車する20余りの路線で運賃過徴収の可能性が確認されたと告知した。京畿の龍仁、城南、水原、光州からソウルを往来する広域バスが対象である。京畿道は運賃過徴収の事例の状況については明らかにしなかった。
実際の被害事例は集計より多い可能性もある。ソウル市は当該バス路線に運賃過徴収の可能性と返金方法の案内を始めた。市内バスの基準で返金対象は、昨年9月30日以前に南山1号トンネルを経由した6本の路線の乗客のうち、追加料金が確認された場合である。京畿の広域バスは別途、時点を特定していない。
ただし返金対象かどうかは、乗客が自らカスタマーセンターに問い合わせて確認する必要がある。過徴収の事実に気づかなかった乗客は、返金を申請できなかった可能性があるということだ。