消防庁の外観。/消防庁提供

消防庁は1日、1カ月間にわたり全国の消防公務員を対象に匿名通報システム「ケイ・ウィッスル(K-Whistle)」を運用すると明らかにした。

消防庁は私的な使い走り、飲酒の強要、暴言など、現場で表面化しにくい不当な慣行や非人格的な待遇について通報を受ける計画だ。匿名性を担保するため、外部専門業者の独立サーバーとセキュリティ技術を活用し、通報の受け付けから処理結果の返信まで全過程を運用することにした。

消防庁関係者は「ケイ・ウィッスルは通報者のIPアドレス追跡を防ぎ、接続ログファイルを生成しない方式で運用される」と述べ、「内部管理者や監察担当者が通報者の身元を追跡できないよう、独立したサーバーを通じて管理される」と説明した。

続けて「通報後も通報者と監察担当者は匿名のまま、システム内のチャンネルを通じて追加資料の要請、回答、処理結果の確認など双方向でやり取りできる」とした。

ただし消防庁は、対象者が特定されない場合や具体的な事実関係が明記されていない場合、推測や漠然とした疑惑の提起にとどまる場合には、調査着手に限界があるとした。通報の際は可能な限り五何の原則に従い、時間、場所、関係者、具体的行為などを明確に記載し、証拠資料がある場合は併せて提出してほしいと求めた。

消防庁は通報内容を精査し、確認された問題には厳正に対処する方針だ。チェ・ヨンチョル消防庁長職務代行は「今回の集中的な通報を機に不合理な慣行を正し、構成員が信頼できる組織文化の定着に最善を尽くす」と述べた。

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