仁川・白翎島近海で違法操業を行い海上警察に拿捕された中国漁船。/中部地方海洋警察庁 西海5島特別警備団 提供

韓国と中国が10月に黄海上で共同巡視に乗り出す。両国の指導・取り締まり方式への理解度を高めるため、相手国の取り締まり船に共同で乗船することにした。

海洋水産部と中国海警局は先月23日から25日まで中国・大連で「2026年韓中漁業指導取り締まり実務会議」を開催し、韓中漁業協定水域での違法操業を根絶するため、両国間の指導・取り締まり協力を強化することにしたと1日に明らかにした。

海洋水産部によると、今回の会議で韓国側は高度化・知能化する中国漁船の違法操業形態に深刻な懸念を表明した。続いて、中国当局による港・漁港内での自主取り締まり強化、違法操業が疑われる船舶のモニタリング強化などの自助努力を促した。

これに対し中国側は、韓国が提供する証拠収集情報に基づき、中国の港・漁港内での自主取り締まり強化および措置結果の迅速な返信を約束した。

韓国側はまた、違法操業漁船の引き渡しを効率的に処理するため、関連文書の引き渡しのみでも自国での処罰が可能となるよう規定改正を提案した。漁獲物隠匿のための秘密魚艙改造、AISの不正使用および違法操業などを効率的に取り締まるための規定整備も要請した。

双方はまた、10月初旬に約10日間、韓国側の漁業指導船と中国側の海警が、韓中暫定措置水域の東西限界線から20海里まで共同巡視を実施することにした。とりわけ共同巡視期間中、両国の指導・取り締まり公務員は、相手国の指導・取り締まり方式に対する相互理解を高めるため、相手国の取り締まり船に相互乗船することにした。

キム・インギョン海洋水産部漁業資源政策官は「今回の共同巡視再開合意は、韓中両国が協力して協定水域内の操業秩序を維持するための両国の意思の表明だ」と述べ、「中国政府とともに違法操業の根絶と操業秩序の確立に向けた協力を継続する」と語った。

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