韓国の中小化粧品企業がバス広告などで6・25戦争を戯画化したとの論争に包まれた。昨年に実施した広告だが、最近のスターバックス「5・18タンクデー」の余波で遅れて注目を集め、論争となった。

アイソイ代表の謝罪文(アイソイSNSのキャプチャー)

先月30日、化粧品企業アイソイはソーシャルメディア(SNS)アカウントにイ・ジンミン代表理事名義の謝罪文を掲載し、昨年10月に執行したシミ用セラム製品のバス広告をめぐる論争に対し、謝罪の意を示した。

当該バス広告には「忘れないで 625% 浸透しよう もっと深く」という文言が記されていたが、最近オンラインなどでこれをめぐり「6・25戦争を嘲弄した広告だ」という批判が噴出した。

イ代表は「当社の広告で心の傷と失望を差し上げたすべての方に心からお詫び申し上げる」とし、「とりわけ6・25戦争の参戦勇士と国家有功者、遺族の方々に心より頭を下げて謝罪する」と述べた。

続けてイ代表は「広告をご覧になって憤りや虚脱感を覚えた多くの方々の心情を思えば、いかなる説明や弁明も先立つことはできないという思いで謝罪文を掲示した」と述べた。

イ代表は、当該広告に用いられた625%という数値は、公認の皮膚臨床研究センターの人体適用試験結果のうち、皮膚吸収(浸透)度測定の改善率に記載された数値だと説明した。

さらに「製品の有効成分が皮膚によりよく伝達されるという意味を強調しようという意図で『浸透』という単語を使用し、その結果、625%という数字と『忘れないで』という表現が併用された」と述べた。

イ代表は「(当該表現が)多くの方々に6・25戦争を想起させ、深い傷を与えた」とし、「自分を含むすべての役職員が6・25戦争を中核に据えた韓国近現代史の教育を受ける」と述べた。

続けて「6・25戦争の参戦勇士と国家有功者の方々への支援を継続していく」とし、「自分も6・25参戦有功者の子として、今回の事案がいっそう痛恨で恥ずべき過ちとして残った」と述べた。

アイソイは2009年に設立された韓国の化粧品ブランドである。天然素材を用いた化粧品ブランドである点を強調して成長してきており、当該ブランドを運営する法人(ジャヨニン)の昨年の売上高は493億ウォンを記録した。

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