チェ・フィヨン文化体育観光部長官が「国民全体の希望と自負心がよみがえるよう、身を切る覚悟でサッカー行政全般の大々的な刷新をスピード感をもって推進する」と明らかにした。
ホン・ミョンボ監督が率いた韓国サッカー代表チームが2026国際サッカー連盟(FIFA)北中米ワールドカップでA組3位、最終34位に終わり歴代最低順位を記録したことを受け、大韓サッカー協会(KFA)への批判が強まっている状況を念頭に置いた発言とみられる。
チェ長官は前日(28日)のソーシャルメディア投稿で「大統領の指示内容に接し、報告申し上げる」とし、こう記した。これに先立ち同大統領は代表チームのベスト32進出失敗について「当惑を越え、呆れを感じる。組織と人事の失敗によるものだ」と述べた。
同大統領はまた「このような事態が再発しないよう体育行政の改革を迅速に推進する」とし、「ワールドカップ出場にも多くの国民の血税と国家的支援能力が投入される以上、文体部で事態把握と改善および再発防止対策を取りまとめてほしい」と述べた。
チェ長官はこれに対し「惨憺たる今回の結果がどのような原因に由来するのか、専門家による委員会を構成して徹底的に調査し、その過程で明らかになる無能と不備については、しかるべき責任を厳正に問う」と述べた。
続けて「サッカー協会が今後はサッカー関係者によって透明かつ公正に運営され、本来の役割と機能に忠実でいられるよう行政指導を徹底し、公共の監視およびけん制が行われるようなシステムを構築する」と述べた。
KFAの主管部処である文体部は2024年にもKFAの問題点を精査した。同年7月、ホン監督の選任騒動などに関連して監査を実施し、11月にはチョン・モンギュKFA会長に対する重い懲戒を求めたりもした。当時KFAはこれに不服として訴訟を提起した。
KFAは当時、不服訴訟と併せて裁判所に処分の執行停止を申請して認容決定を引き出し、このおかげでチョン・モンギュ会長が4選に成功した。ただし、4月にソウル行政法院が文体部の懲戒要求処分は正当だとして原告敗訴の判決を下した。チョン会長はワールドカップ直後に会長職から退くと明らかにしている。