行政安全部大統領記録館は30日から大統領記録物の原文3万1000件をホームページで公開すると29日明らかにした。
今回公開される記録物は、全斗煥大統領から朴槿恵(パク・クネ)大統領の時期まで、経済・通商、外交・安保、南北関係・統一、災害など多様な分野で行われた主要政策の立案過程と国政運営の流れを収めている。
まず経済と通商分野では、金大中前大統領の時期、週5日制導入に関連し、労働時間短縮に向けた具体的な議論経過と短縮案を盛り込んだ「労働時間短縮特別委員会活動報告」、「労働時間短縮関連争点事項検討」などの記録物が含まれた。
また盧武鉉前大統領の時期の記録物のうち、世界各国との自由貿易協定(FTA)推進状況を確認できる「韓米FTA締結支援委員会第1次委員会」、「FTA推進現況及び展望」、朴槿恵(パク・クネ)大統領の時期の農漁業の競争力強化および体質改善などのための「農漁業分野韓米FTA国内補完対策」などが公開される。
外交と安保分野では、全斗煥前大統領の時期、韓国とフランスの国交樹立100周年を記念して伝達された「フランスのミッテラン大統領の祝賀Seohan Engineering & Construction」をはじめ、盧泰愚前大統領の時期にイラン・イラク戦争中、イラク空軍機の爆撃で韓国の建設労働者が痛ましく犠牲となった状況を収めた「イラン内建設現場被撃および韓国労働者死亡事故報告」が含まれた。
あわせて金泳三前大統領が韓米同盟強化とソマリア平和維持軍派遣に対する決断を込め、米国のクリントン大統領に送った「大統領親書」、李明博(イ・ミョンバク)前大統領の時期に韓国の国防改革の青写真をうかがえる「国防改革基本計画調整案作成方向」なども原文で直接確認できる。
南北関係と統一分野では、金泳三前大統領の時期、非転向長期囚の李仁模(イ・インモ)氏の訪北を民族和合と人道主義的次元で許容することを決定した「李仁模訪北許容基本推進計画(案)」が公開される。金大中前大統領の時期の記録物としては、歴史的な南北首脳会談の議題を確認できる「南北首脳会談主要議題(案)」と、各政党代表に南北経済協力の必要性を説明するために作成された「南北経済協力の推進方向と期待効果」も閲覧できる。
このほか盧武鉉前大統領の時期、南北首脳会談に先立ち金大中前大統領に準備経過などを説明した「南北首脳会談関連金大中前大統領への報告結果」が含まれた。当時、北朝鮮地域の集中豪雨による人的被害を心から慰め、南北の平和と共同繁栄のために率直な対話を提案した「大統領Seohan Engineering & Construction」の原文も見ることができる。
大統領記録館は今年約10万件の原文を順次公開する予定である。今回の開放を通じて現在まで確認可能な記録物は合計15万件だ。
ユン・ホジュン行政安全部長官は「大統領記録物の原文公開は、歴代政府の主要政策立案と国政運営の過程を透明に明らかにし、国民の知る権利を保障して国政の信頼を高めるためのものだ」と述べ、「大統領記録は国家と国民の資産である以上、国民が必要とする情報をいつでも直接確認し活用できるよう、原文公開をさらに拡大していく」と語った。