呉世勲(オ・セフン)ソウル市長が来月から発足する民選9期の夜間経済を活性化すると明らかにした。夜間経済が都市経済で占める比重が大きいとの判断によるものだ。これに向けて25のソウル自治区から「夜場」を推薦してもらい、夜間経済の拠点として活用する計画である。
呉市長は24日、金起炫・国民の力議員が会長を務める「韓国未来革新フォーラム」招請特講で「新型コロナウイルス後、夕食を終えると早く帰宅する生活様式が定着し、夜間経済が全般的に衰退している」と述べた。
呉市長は「都市経済を支えるうえで夜間経済が占める比重は非常に高い」とし、ソウルの観光競争力と路地商圏の活力を高めるための夜間経済活性化計画を共有した。
まず7月から「ナイトメイヤー(Night Mayor)」システムを導入する。ナイトメイヤーは夜間経済活性化のための夜の文化を専任する「市長(責任者)」だ。米国ニューヨーク、オランダ・アムステルダム、英国ロンドンなど、すでに世界の主要都市はこのような制度を運営している。
呉市長は自治区ごとに1カ所ずつ、最低計25の夜間経済拠点を造成する計画だ。これに向けてソウル25自治区から特色ある夜場を推薦してもらう。このように選定された地域の夜場は、地域商圏と文化・観光資源を連携し、夜間の消費と訪問を促進する役割を担う。
呉市長は「観光客が夕方以降もソウルで時間を過ごし消費できるよう、夜間の娯楽や魅力要素を増やさなければならない」と述べた。
夜間経済の活性化は、呉市長が掲げるグローバルトップ3都市への跳躍に向けた戦略でもある。呉市長は「2021年にソウル市長に復帰して以降、各種グローバル評価機関が示したソウルの評価指数と順位が一様に右肩上がりになっている」とし、「真心を込めた政策があり、それが成果として表れた国際的な評価があったからこそ自信を持つことができた」と述べた。
続けて呉市長は「現在世界6位であるソウルの都市競争力指数を年内に5位へ引き上げ、2030年までに世界3位の都市へ跳躍させる」と述べた。
一方、呉市長はこの日の特講で6・3地方選挙勝利の主要な背景として「同行・魅力特別市」政策を挙げた。市民の暮らしに実質的な助けとなる政策を一貫して推進してきた真心が、ソウル市民の選択につながったということだ。
呉市長は「市民お一人お一人が『この政策は自分の助けになる』『自分の懐具合と自尊感情の助けになる』と判断した政策があったはずだ」とし、「政策伝達の努力にとどまらず、実際の成果へとつなげ、市民に政策の効能感を与えたことが重要だった」と述べた。