仁川のリサイクル処理施設で見つかった人の脚は、療養病院で治療を受けていた80代女性のものを誤って排出したものだと警察が結論づけた。
イ・ヒョン仁川・延寿警察署刑事課長は19日午前のブリーフィングで「国立科学捜査研究院の緊急鑑定の結果、発見された身体の一部と療養病院の入院患者の遺伝子が一致するとの所見を通報受領した」と明らかにした。
イ課長は「凶悪犯罪の疑いはないことが確認された」と述べ、「廃棄物管理法と医療法違反の有無を綿密に検討する」とした。
警察は10日午後2時28分ごろ、仁川・延寿区松島洞の資源循環センターで人の脚と推定される物体が見つかったとの通報を受け付けた。鑑識の結果、人の脚と確認された。
警察は複数の可能性を念頭に、脚の持ち主の身元特定に向けた捜査を進めていたが、17日に当該療養病院側が自主申告し、手がかりが開けた。
療養病院で80代女性A氏の脚を切断し、包帯で巻いたまま医療廃棄物容器に廃棄したが、病院のボランティアがギプス用石膏と勘違いしてリサイクルごみ袋に入れて排出したと把握された。
イ課長は「ボランティアが当該の脚を移して別の袋に入れ、外に出す場面がCCTVで確保されている」と語った。そのうえで「包帯がきつく巻かれていて硬かったため、石膏だと誤解したとみられる」と述べた。
警察は病院と管理責任者などを対象に、廃棄物管理法違反の有無を調べている。病室で行われた切断手術が医療法に違反したかどうかも確認している。
イ課長は「医療法上の処罰条項があるかどうかは、医師協会と保健福祉部(韓国の保健福祉省)、弁護士らの助言を通じて結論を出す予定だ」とし、「廃棄物管理法と医療法などについて専門家の助言を受け、厳正かつ迅速に捜査する」と述べた。
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