2019年に「無免許飲酒ひき逃げ」容疑で逮捕起訴された俳優ソン・スンウォン氏が公判に出廷する様子。/News1

いわゆる「ユン・チャンホ法の処罰第1号芸能人」であるソン・スンウォン(36)氏が飲酒運転の疑いで起訴され、1審で懲役1年の実刑判決を受け法廷拘束となった。飲酒運転で摘発されたのは今回が5回目だ。

11日、ソウル西部地裁刑事5単独のキム・ヒョンソク部長判事は、道路交通法違反(飲酒運転)と証拠隠匿教唆の容疑で起訴されたソン・スンウォン氏に懲役1年を言い渡した。裁判部は逃走のおそれがあると判断し、ソン氏を法廷拘束した。

ともに起訴された交際相手のキム姓の人物(30)には、証拠隠匿の容疑を有罪と認めつつ、罰金150万ウォンの宣告を猶予した。

宣告猶予は、有罪が認められるが犯行経緯など諸事情を斟酌して刑の言い渡しを猶予する制度だ。宣告猶予を受けた日から2年が経過すれば免訴とみなす。

裁判部は「被告人ソン氏は酒に酔った状態で車両を運転し、現行犯で逮捕されると交際相手にドライブレコーダーの記録装置を隠匿するよう教唆するなど、罪質が重い」と指摘した。

続けて「被告人は泥酔状態でカンビョンブクロ(ソウル北部の漢江沿いの幹線道路)を逆走し、警察の取り締まり後には代行運転手と口論の末、代行運転手が車両を運転していったと虚偽供述までした」とし、「血中アルコール濃度が非常に高く、以前にも複数回にわたり飲酒運転で刑事処罰を受けた前歴がある」と量刑理由を説明した。

ただし「遅ればせながらも犯行を認め反省の態度を示しており、幸い飲酒運転事故は発生しなかった」とし、「証拠隠匿の事実が発覚した後には関連証拠が提出されるようにし、家族や知人が寛大な処分を嘆願した点などを考慮した」と付け加えた。

宣告直後、裁判部が身柄拘束の可否に関して意見を求めると、ソン氏は「私が犯した過ちについてすべての嫌疑を認め、深く反省している」とし、「現在拘束されれば家族が生計を担わなければならない苦痛を受ける。逃げたり証拠を隠滅する考えはないので、不拘束のまま控訴審を準備する機会を与えてほしい」と訴えた。

しかし裁判部は「事情が気の毒なのは分かるが、実刑を宣告した以上、拘束する」と述べた。

ソン氏は昨年11月、酒に酔った状態でカンビョンブクロを逆走して検挙され、今年2月に起訴された。当時のソン氏の血中アルコール濃度は0.165%で、免許取消し数値である0.08%の2倍水準だったと伝えられている。

先だってソン氏は2015年だけで2回、飲酒運転が摘発され、略式命令処分を受けた。続いて2018年にも飲酒運転中にタクシーに衝突した後に逃走し、再び事故を起こした容疑で起訴され、懲役1年6カ月の実刑判決を受けた。

当時、裁判所は、いわゆる「ユン・チャンホ法」と呼ばれる特定犯罪加重処罰法上の危険運転致傷の容疑を適用した。芸能人の中でこの法律の適用を受けた事例はソン氏が初めてだ。

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