結婚を控えて亡くなった光州広域市消防本部所属の20代女性消防公務員が、職場での飲酒を伴う会食とパワハラのために苦しんでいたとの疑惑が浮上し、遺族と消防公務員労組が真相究明を求めて動き出した。
消防公務員労働組合と遺族は11日午後2時、光州市庁前で記者会見を開き、「昨年10月に痛ましい選択で生を終えた光州消防本部所属の女性消防公務員に関する徹底した真相究明と責任者の処罰を促す」と明らかにした。
労組と遺族は、亡くなった女性公務員である姓チョンの人物(当時29歳)が、長期間にわたり繰り返された飲酒の強要と会食中心の組織文化、私的な使い走りなどの職場内いじめにより、極度の精神的苦痛を受けたと主張した。
また光州消防本部に真相解明を求めたものの、面談すら実現せず、むしろチョン氏の死亡原因を遺族の責任に転嫁したとの疑惑も提起した。光州消防本部が昨年10月に作成したチョン氏の死亡による免職書に、死亡原因として「6月、相談中に彼氏との不便(関係の不和)を訴え」との内容を盛り込んだからである。
労組と遺族は「故人は長期間繰り返された飲酒の強要と会食中心の組織文化、私的な使い走り、上級者の権威的な統制および職場内いじめにより苦痛を受けた」とし、「徹底した真相究明と責任者の文責を通じて故人の名誉を回復すべきだ」と述べた。
消防庁は今回の事件に関連して監察に着手した。ただし李在明大統領は客観性を担保するため、消防庁ではなく国務調整室が調査するよう指示した。
李大統領はこの日、X(エックス)を通じて「いまだにこのような旧態の公職者がいるとは実に遺憾だ」とし、「調査の結果、飲酒強要や監察調査要求の黙殺が事実と判明すれば、懲戒はもちろん、刑事処罰に民事損害賠償後の求償請求まで行う最大限の文責を科し、二度とこの国で会食の飲酒強要のような職場内の悪質なパワハラや不正腐敗の隠蔽・黙殺が夢にも考えられないようにする」と述べた。