9日午後、江原道江陵市注文津港の競り場に、定置網漁船が操業中に捕獲した大型クロマグロが競りにかけられるため並べられている。/News1

東海岸にマグロの群れが現れた。慶尚北道のウルジンとヨンドクを中心にクロマグロの漁獲量が急増したことを受け、慶尚北道は政府にクオータ拡大を要請した。

11日慶尚北道によると、今年の道内クロマグロ漁獲クオータは定置網漁業350トン(t)、その他の漁業15tである。定置網漁業は海に固定式の網を設置して漁獲する方式を指す。

ところが10日一日だけでウルジンで190t、ヨンドクで43t規模のクロマグロが水揚げされた。1日で年間漁獲クオータ量の66%以上が埋まったことになる。

これを受け慶尚北道は海水部に漁獲量クオータ拡大を要請し、海洋水産部は定置網漁業のクオータを従来の350tから520tへ増やした。

東海岸のマグロ漁獲量が急増した背景としては水温上昇が挙げられる。海水温が高まり、クロマグロの主な餌であるイワシとサバが増え、クロマグロの生息海域も北上したと分析される。

国立水産科学院によると、東海岸では2021年にウルルンド・独島近隣海域でクロマグロの卵と稚仔魚(幼魚)が初めて確認されて以降、出現量が着実に増加している。

韓国内のクロマグロ漁獲量は2018年2t、2019年5tにとどまったが、2023年173t、2024年168tへと大きく増えた。

漁獲量が急増し、競り価格は下落している。クロマグロの競り値は一時1kg当たり1万ウォンを上回ったが、足元では2000〜5000ウォン水準まで下がった。供給量が急増した影響とみられる。

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